11/18 18:30@四季劇場[秋] C席
九重秀隆:下村尊則 宋愛玲:佐渡寧子 吉田:中嶋徹
神田:深水彰彦 西沢:深見正博 大森:江上健二
杉浦:香川大輔 平井:織田修二 宋美齢:中野今日子(劇団俳優座)
宋花蓮:岡本結花 劉玄:青山祐士 宋子明:日下武史 ほか
つ、疲れた。
時代を行き来しすぎるので、頭をリセットするのが大変すぎます。NYでの幸せ感とシベリアの寒さを、あんなに織り交ぜたら体がついてかないよう。時系列でいいのに。
幸せでいいね!とか、何てヒドイ目に!という気持ちが、私の中で頂点に行きかけたあたりで、場面転換しちゃうのです。泣くに泣けないもどかしさで胸いっぱいなんだよっ
愛玲との出会い関連が長いので、そのあたりはささっと済ませ、シベリアの辛い場面で盛り上げてくれたら、集中力も途切れずに済むかもしれないな。
そして「ミュージカル異国の丘」のタイトルに隠された真意の恐ろしいことよ! そうか、ミュージカルって書かなきゃならないほど、ミュージカルだと気づかない作品だったのね・・・ おおう。
たまに歌うの♪ でも歴史説明やら状況説明に傾いたセリフが続きます。ただでさえ暗い話なのに、あまり歌ってくれないので、ほんとぐったりしちゃった。
下村ボチさん、C席から見る分には濃いお顔の効果も届かず、悪くない。石丸貴公子のことを忘れて、これが九重さんね~と素直に見れば問題なし・・・でした。あぁ良かった。17歳っていうのは聞かなかったことにして。
で、今夜、ぼくに下さいっていうセリフにうろたえる私。
けっこう唐突にいきなりそういうことになってたのか! あーれー、愛玲ちゃんが押し倒されちゃったよぅ 逃げて~ (いやいや二人は真剣なんです。下村さんが何やら危険なカオリを醸し出すもんで、どきどき)
悪役で聴いてる時ははまってるなぁと思った大仰な言い方が、ここではぴったりとは行かないようです。シベリアに行くといい感じかなぁ 過酷だから?
佐渡寧子・宋愛玲。美しい声でした。「哀しみの祖国」で中国を想って歌うところなんか、素晴らしかったです。また聴きたい。下村ボチさんが濃いので、それを冷静に受け止めた様子でよい組み合わせかも。
シベリア・・・にいるわりには寒そうに見えなかったです。そんなに足を放り出したら寒いからね! と北国出身な私。演出上、ほんとに寒そうな格好したら誰が誰やらわからないでしょうけどねぇ
あと、C席なので舞台上部が見切れます。ほとんど問題はないんですが、NYから二人が日本と中国に向かう別の船の舳先で歌う場面だけ、舳先に立つと、ちょうど顔が見えなかったのです。
ところが・・・おお! 歌いはじめると船が前後左右に動いて、無事二人の顔まで見えました~ ワーイ。
『異国の丘』今回は、見送りです。・・・下村ポチさんを見るのが怖くて・・やっぱり”濃い”のね。(笑)
返信削除石丸貴公子は、さらっと言ってたけど、「今夜、ひと夜を僕にください」・・・これって、”依頼”じゃなく”強制”だったのか。でも、場所は選ぼうよ、土嚢袋の積み重ねじゃあねぇ。
全篇通して、暗いですが、愛玲の「ポチさんのお嫁さんになりたかった・・・」のセリフのとこはいつも号泣です。いや~心に残る作品です~
石丸さんはさらっとですか・・・。
返信削除一応、下村ボチさんは「ください」ってお願いしてたので、紳士だったのです(笑)
ただ下ボチさんは、思いのたけを込めたようですねぇ。
だんっと押し倒した時は、ぐいぐい情熱で圧したような~
怖がらずに! 怖いもの見たさで・・・
秋生さんもレッツ・チャレンジ~!