2005/11/11

『ライオンキング』

11/11 18:30@四季劇場[春] S席

ラフィキ:康理愛 ムファサ:内田圭 ザズ:岡崎克哉



スカー:栗原英雄 プンヴァ:荒木勝 ティモン:藤川和彦



ナラ:黒木ますみ シンバ:田中彰孝 ほか

これがS席かぁ いろんな舞台効果がよく分かる・・・ やっとゾウがのっしのっしとやってくるのが見れた。ムーの大群のとこ、ちゃんと怖かったもの。前回(7/29)はC席で、ムーが準備されるとことか見えてたもので。ま、それも楽しかったけれど。もちろん、プライドロックの上で雄叫びあげる姿もしっかり観ましたっ



今日一番素敵だったのは田中彰孝シンバ



前回の友石さんは、かなりしっかり体型なので、うっかりするとムファサ寄りのどっしり感。声質も若き獅子というよりは、もうちょっと年輪重ねたような声に思えたのです。あ、そのわりにバカっぽい雰囲気もある面白い感じではありました、が。



田中さんは体型もシャープできびきび動いてて溌剌!なシンバで、私の好みでした。声も優しく歌ってていいなぁ 小顔だしかわいいし~ いい胸筋~ これから気をつけておこう。



栗原スカーは、江戸っ子のひねくれ次男って雰囲気でした。CDでも写真でも下村スカーが刷り込まれているので、ついつい頭の中で比べてしまいますねぇ まだ自分のものになりきれてない感じはあったけど、良かった。ダークな策士というよりは、不良がオトナになったらこんな感じかしら。下村さんより若そうなおじさんで、なかなかいいかも。



メスライオンが狩りをするシーンで一匹のライオンちゃんのマスクが取れかけて心配しちゃいました。でも、ご本人はささっと直して、冷静だと感心した。



今日の館内は高校生(中学生かな)の団体、それからえらく反応のいい一群が私の背後に。メスライオンが泣くとこ、おもいっきり爆笑してくれました・・・ うー、ヘンテコだけど流れでいけば悲しいとこだからさ! ・・・S席ならでは、死んだムファサのお腹が激しく上下しておるのがよく拝見可。あら、死んだように見えず。



これ、もしかして前も書いたかもしれないんだけど、ライオンキングはパートごとにはとても楽しいが、全体としてはカタルシスは感じない話です。父も叔父も死んだってのにそれを重く表現したりしない。そこが物足りない点だなぁ 



いろいろアッサリ解決しすぎなのかも。愛があればいいのかい・・・?と仲良くプライドロックを昇るシンバ&ナラに言いたくなっちゃうひねくれものさ、すまねぇなぁ。









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