2005/11/12

京都三日目

11/7



昨日の雨はどこかへ、美しい朝。泊まった長楽館での朝食(素敵な内装)を済ませ、お買い物成就と友人の安産祈願。



そして今日のメイン・・・ じゃーん一澤帆布へ。旅発つ前からカタログを眺めては悩んたけど、横長トートにしようと決めたのは前日。でも色まで決められず。実物を持ってみて考えるつもり。



9時開店のちょっと前に着いたところ、すでに5組くらいの人がいたかな。ドキドキする! エプロンとかも素敵~、でも私は先日こぐまちゃんエプロンを買ったばかりじゃないの、今回は我慢。



横長トートは、持ってみて使いやすいサイズだと確信しました。さて、色・・・ コレ!というのが実はぴんと来なかったので、自分の持ってる服やバッグを思い出しながら選ぶ。それはレンガ色。次は赤がほしい・・・



初日の偵察時に気に入ったのが「酒屋さんの配達袋」の短めアレンジ。色は麻布の黒希望ですが、作れるけど実物はないということなので、注文しました。届くのは3-4ヵ月後。



旅メンバーの二人も、何やらオーダー。誰のが一番に届くのか? 競争中です~



余は満足である! と向いの知恩院三門へ。特別拝観で三門が公開されていました。急な階段を昇り、楼上へ。風がさわやかで、大文字焼きの「大」もよくみえるのね。何となく紅葉してきた木もきれい。



狩野派による天井画などが残ってます。で、知恩院の七不思議のひとつ「白木の棺」もココに。三門を請け負った大工の棟梁夫妻が安置されているそう。なんでも予算を大幅オーバーしてしまったので、責任を取ります!と自害しちゃったのだそうです。何てこと~



京都駅でお土産などを買い、バスと路面電車で京都大学周辺へ。



まずは進々堂でランチ。051107_133101 パンが美味しいそうですが、お腹が空いたのでカレーライス! 懐かしい味。うーん、ここは中庭もあって雰囲気がいいのです。人間国宝・黒田辰秋さんの長テーブルで寛げるのです。天井が高くて長居しちゃうなぁ こんな家に住みたい・・・と 3人で頷きあうのでした。





つづいては一乗寺の恵文社。こんなに楽しい一日があっていいんでしょうか。シアワセ!051107_145401 アート系もあれば幻想系(でも軽めかな?)も。木の本棚がいい味だしててます。雑貨コーナーなんか、いつまでも居られそう・・・ しかし散財三昧で財布のクチは固いなぁ(自業自得)しくしく。



関美穂子さんのサーカス柄の手ぬぐいとポストカード、猫柄の使用済み切手を選びました。他にも心ひかれるものが山のようにありましたが。



待て次回!です。この店も天井が高くて居心地よかった・・・



シアワセといってもさすがに疲れてきました。三条まで行くバスで六曜(ホントは「日に玉」のくずし字)へ。1階と地下があり、Gちゃんおすすめの地下へ。



おおう、ソファもカウンターが年季を感じさせます。やや薄暗い感じながら、これまた何と居心地のよいところなの~ コーヒーを入れてくれる方は素敵だし、ウエイトレスのお二人はかわいらしくて。051112_230001



で、今回一番私好みのコーヒーだったのが六曜社でした。しっかり香りも苦味もある。酸味は抑え目。バリスタが真剣に淹れてくれて¥400ですよ! スタバよりこっちだわ、ウチの近くにこういう店があれば通っちゃうのに・・・ カモーン。 画像はかわいらしい店のマッチ。



すっかり元気になったので、SOU・SOUへ。モダンすぎないかわいい手ぬぐいがあります。一度にこんなに買えぬのだ・・・とじっと見つめるコでした。うう。ここもまた来よう。



そろそろ暗い。ランプのかさがありそうだよ、とタチバナ商会へ行くが閉まってました。がーん。さらに近くにある内藤商店へ。こちらはたわしやほうきを扱っているのです。たわし製のゾウや亀が・・・ 泥落としにする? 小さいほうきってささっと床を刷くのに便利だよね。



ふう、お買い物タイムもタイムアップの頃。夜行バスは11時なのでそれまで、ACE CAFEでまったりと。旅の思い出をむふむふと思い出したり、お気に入りの役者について思いを馳せたり(・・・・・・ここまで来ても!)。



女性専用バスにて、夜11時京都駅出発。朝7時半東京駅着。停車のたびに目が覚めるので、寝たような寝てないような。夜行バスは疲れが残っちゃいますね。



こんなに何の準備もしないで、ただ人の後ろをのんびりついて歩いた旅行は初めて・・・ 新選組マニアと方向感覚の良いひととの旅行って、素晴らしかった!



4 件のコメント:

  1. こんばんわ。
    一澤帆布さんのお鞄って、時々持ってる人見かけてイイなあ〜と思っておりました。
    ��デモ男ノ人ガモッテル)
    京都のお店だったんですか。
    素敵ですね〜。

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  2. セルゲイ2005/11/14 9:50

    そうなんですよー、
    京都のお店で買うか 3-4ヶ月待ちして通信販売で買うかなのです。
    でもこのカタログ、質実剛健派で(笑)
    妹尾河童さんの絵のようなもの、なんです。
    なので、実物を見たいなぁと思ってました。
    すごく丈夫なので使い込んで味わいがでるのも
    楽しみなところで。
    私の使い方は乱暴なのでちょうどいい(怒られるかな)?

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  3. 遅ればせながら初コメントです。
    迅速な旅行レビューに驚嘆しています。
    旅行中も、セルゲイさまの迅速かつ的確な判断に、
    何度救われたことか。
    ありがとうございました。
    私は欲深いので優柔不断。
    一澤帆布では迷いすぎて目が白黒してしまいました。
    あ、カーキと黒で迷っていたからカーキ黒していたのかな。
    一澤のカタログ、確かに質実剛健派ですね。
    4,5年前からほとんど変わっていないし。
    バッグもやっぱり質実剛健。
    でも軽くてあたたかみもあって。
    おばあちゃんになっても使い続けたいものの一つです。
    ところで今回、幸運にも道に迷わなかったのは、
    京都が碁盤の目状に区切られていたから。
    いまだに職場付近の地理がつかめず、
    道案内では苦労しています。

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  4. セルゲイ2005/11/16 1:00

    ��gachaさま
    迷う時は要らない時(笑)がモットーです。
    熟考すると疲れてしまうのです。
    ・・・私たちの勤務地って迷路ですよね。
    わざと迷って歩くのも好きですが、
    急いでる時はきいっとなります~

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