2006/04/06

『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』

2005 アンドリュー・アダムソン/監督 原作/C.S.ルイス



☆☆☆



ううううーん。とってもとっても普通な児童向けの映画に収まってました。



いや、やっぱり原作を先に読むとからくなりますから。だけど、オトナ向けじゃなく、子ども向けに作った、いかにも隅々までディズニーらしい映画です。



全然悪くない。でもすごーく良いというのでもないの。原作の子ども向けな感じがよく出ているのだから、原作に忠実なのか。



『ライオンと魔女』では、エドマンドのひねくれ加減とルーシーの可愛らしさ、あとアスランの甦りがポイントかな。



エドマンドは想像よりカッコいい男の子が演じてました。ピーターの危機を救うとこ、泣けちゃうんですよね。役者だとピーター王よりエドマンドのほうが良かった。ふふ。



ピーターがユニコーンに騎乗して軍勢を率いていくとこは、映像化されて良かったです。子どもの想像力では騎士の装束ってあまりステキじゃなかったから。



ルーシーはあるお友達を思い出しながら観てました(お菓子作るスキなRちゃん☆)。くりっとした大きな瞳と可愛い服に。
春が来てナルニア風の服装になる前のワンピースが可愛いかった~ あたしも着たい・・・



スーザンは、ものすごく弓を放ってたと思ってたけど、とっておきに使っただけでした。思い違いしてたのかも。



映像化で楽しみだったのが、タムナスさん



彼はいいフォーンだからね! 想像に近かった(挿絵そっくり~)ので嬉しかったです。タムナスさんの笛が聞けるなんて~。いいフォーンだったよ。



アスランは、大きいけどものすごくリアルなライオン風でした。あー、ちょっと残念。金色のたてがみといえば、本当に神々しくキラキラ輝く毛並みがいいのになー。



声はリーアム・ニーソン。これは想像より若々しいイメージになりました。でもステキ。



キリスト教がどうこう、っていうのは、読んでいる時はあまり意識してなかったです。



今は、あぁ復活かぁ、と思ってしまうけど。そういう知識は置いて楽しみたい。『魔術師のおい』なんかは、なるほど原罪・・・とかになっちゃうんですけど。



それと、映画は原作の出版順になるのかしら。



今回のビーバーたちも大活躍してたけど、『朝びらき丸~』のリーピチープに早く会いたいものです。ステキな騎士にしておいてほしいなぁ 「泥足にがえもん」とかどうなっちゃうのかしら。



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