生誕120年 藤田嗣治展@東京国立近代美術館(3/28-5/21)
4/23までの招待券があったので、土日は勤務だから21(金)に観にいこう、と思い立ちまして、「国立近代美術館」が上野にあると疑わず、仕事のあと颯爽と上野へ向かいました。
着いてびっくり、上野にあったのは
国立西洋美術館・・・ロダン?
私が行くべきなのは
「国立近代美術館」 だったらしい。
しかも、竹橋にあるのです。えー、竹橋って一度行ったわ。皇居の方だよね? どこだったかしら・・・
自腹だと1.000円くらいかかるんだよなぁってことで、気を取り直して竹橋に行きましたよ。思い込みってコワイですねー! やだよう。
■金曜日の開館延長ってステキ。仕事帰りに芸術鑑賞できるなんて、大人な感じでいいですね~
■さて、藤田嗣治についてはMOMATか、『芸術新潮’06/04号』などをご覧ください。
最初のパリ時代の絵の肌の色は、陶器のようにぼんやり光る明るい乳白色で、不思議でした。
背景がすごくすっきりしていて、日本画のよう。バックが漆黒だったりして、素敵なの。
晩年の子どもたちを描いたものや、宗教画はとってもモダンでした。今だったら売れっ子のイラストレーターってことになりそう。子どもの顔を見てると奈良美智を思い出しました。
■猫好き必見!
って、ここが一番気に入った点なんですけど。
彼は猫を愛してます!
かなり!
わがままで気まぐれでスリスリしてきたり、そっぽ向いたりする猫が好きでたまらないに違いない。
美女の周りをぐるりと猫が囲んでいるし、藤田の自画像には、遊ぼうよーとでも言っているかのような猫が彼と一緒に描かれてます。
ちょっと高いところから見下ろすような表情の猫が多かったかしら。もー、みんな気まぐれ屋っぽくて、ついつい絵を見ているとニタニタしちゃいますね。
人間も素敵に描きますし、私は好きな絵を描く方だと思いました。が、この猫への愛が最後の一手だったかも。
猫好きバンザイ!
■あと、ミュージアムショップも小さいけど良かった。
アンペルマングッズがあったのは嬉しかった(旧東ドイツの歩行者用信号のサインをグッズ化したもの)。
こちらは、堂本印象デザインのコースター。
去年の京都での出会いはなかったのが残念でしたが、こんなところで会えるなんて~
あまりの可愛さに買ってしまいました。ブックカバーもいいんですが、本にカバーする習慣がないのでこちらに。
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