2006/04/22

『帰郷』

帰郷』 2004 蒲生田宏治/監督



西島秀俊 片岡礼子 森山玲愛 光石研 相築あきこ



西島秀俊フェア開催。予告編だけは覚えてたけど。



思ったより爽やかな後味の映画でした。



☆☆☆★



晴男が彼の初めての相手、深雪に再会するあたりから、もぞもぞする気持ちに。もやーっとハルキっぽいなぁ、と思っていて。
最初の相手を想ってるとか、服装とか、セリフとかが、ハルキっぽいんですよ。



あぁ!西島秀俊なら、村上春樹作品の「僕」がピッタンコカンカンじゃないか~!
何で西島秀俊が気になるのか? 理由の一つはこのあたりにあるのかも。感情をガンガン出さないのに中は頑固そうな雰囲気がね、「僕」っぽい。



子どもを連れてあるくなら『ダンス・ダンス・ダンス』などどうでしょうか。いやぁ 今まで「僕」やって欲しいと思うような人はいなかったので、これはかなり嬉しい。



で、『トニー滝谷』のことを思い出しました。未見ですが、ナレーション担当したんですよね。良さそう! 
あ、この間見た『春、バーニーズで』と同じ市川準監督でした。見よう。





さてと映画ですが、小品という感じ。田舎の風景がのんびりとじわじわっと心に入り込んで来ます。



西島さん演じる晴男の、千晴ちゃんとの距離がちょっとずつ近づいて、肩車をひょいっとしちゃうところ、やはりいいなぁと思います。



肩車・・・ いいですね~ お父さんと子どもならではの、幸せ風景です。晴男の髪の毛をぐちゃぐちゃにしてる千晴がまた可愛いの。



千晴ちゃんを守っていこうと心に決めた時の晴男さんは、一生懸命でいじらしかった。思い込み激しくて、真面目でさ。



DVDの特典でついてるインタビュー、それから初日舞台挨拶の映像が眼福。
ニコニコ笑ってるナチュラル西島秀俊が、可愛かったでっす。



ずっと白いシャツだった。お似合いよー。



2 件のコメント:

  1. こんにちは。先日お邪魔したmieです。
    『帰郷』の記事がのっていたのでまた来てしまいました。
    この映画すごく好きです。(ファンということを除いても)
    観ていて肩がこらないし、話も解りやすいし。
    笑えるとこも、ジーンとくるとこもあるし。
    片岡さんとのキスシーンはドキドキするし。。。(笑)
    舞台挨拶いったんですよ。
    ホントにず~~~っとニコニコされてて、さわやかな方でした!
    映像でみるよりすごくハンサムで。(笑)
    テレビとかだと二枚目の役すくないし、かっこつける人じゃないから誤解されてるところがあると思います。
    イメージとか、暗い感じに思ってる人多そう・・・・。

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  2. セルゲイ2006/04/23 2:29

    ��mieさん
    確かに!暗い、というか静かなイメージの役も多いので
    そういう人かなと思っちゃいますよね。
    舞台挨拶の西島さん素敵でした☆
    あの場にいらっしゃったとは羨ましいです~
    ハンサム!! でしょうねぇ 背も高くて、素敵だろうなぁ
    そうそう『メゾン・ド・ヒミコ』でオダジョーと並んだ時は、
    本気で鼻血出るかと思いました。
    どこからあの色気が噴出させてるのか、やはり謎です。

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