2006/04/13

『レ・ミゼラブル』4/11 その2

祐一郎バルジャン



なんかもう、書くこともないというか。どうしてこんなに良い声なのかしらと思うばかりです。ただの贔屓です。



バルジャンは、力持ちの役なので大変ねー、とかそんなことくらい?



ファンテーヌを抱えてベットに寝かせる。リトルコゼットちゃんをぐるんぐるん振り回す(この日は10回)。マリウスを引きずり、さらに担いで歩く。



腰をお大事に!



「バルジャンの独白」 



生まれ変わるのだぁーーーーーーーーっ
もはや私は酔いしれて失神寸前。



燭台を盗んでしまったバルジャン。清廉潔白な人なんかいない。
後悔や罪人だったことを背負って生きていくことを十分知っているのか、と思えるような切ない歌でした・・・ そして、極めつけの美声が!
ええ、ただの贔屓です。



出来ることなら、この声を持ち帰りたい~



コゼットに話していなかったことを書いた手紙を最期に渡しますね。
「ご覧 召されたあとで」って。悲しすぎるわ・・・



このあたりの祐バル、ほんとに死にかけてるようにしか見えない。すぐあとのカテコで復活するのが不思議なくらいだよ。元気だったんじゃん、って思う自分がコワイわ。



祐一郎バル×岡ジャベ



このために観に来たのです。二人は決して分かり合えないように装っているけれども。でも徐々にジャベールがバルジャンに影響されていくのがよく見えます。



1幕の「対決」 
・・・私の前の席の方がなかなかの体格でちょうど二人の格闘場面が隠れました。
おお神よ! なぜ私はチビッコなの!



気をつけろジャベール!牢獄でジャベール!



って、声がどんどん重なるこの歌、祐一郎に負けちゃいけないところです。岡ジャベ、燃えてますね。対決してるのに、きれいに声を重ねていくのって面白い~



2幕・下水道



パーンと照明が当たって真正面に向かい合う二人。下手側の祐バルは背中しか見えませんが、岡ジャベの自我崩壊寸前のよれよれな表情がよく見えました。



行け、と道をあける時の岡ジャベの背中と、通り過ぎるバルジャンの見えない緊張感がなんとも素晴らしかった。ビリビリっとしました。



その後の岡ジャベ、錯乱しながら歌ってて怖いよう
(奥様たちが「ヘンだわよう」って言い合ってたのはこの場面です。ま、とても感情の高ぶりを強く見せてます) 
気持ちは息も絶え絶えなのに、声がしっかり出るってすごいかも。



岡田浩暉マリウス



山口盤CDでのマリウス役で、ビブラートの効いた歌い方があまり好きじゃないなと思ってました。ところが、CDの時よりも声がぐっと伸びているし、ビブラートも気にならなかったです。



先日の泉見マリウスは素直なおぼっちゃん風だったが、岡田マリウスは恋する前は落ち着いてる真面目な堅物学生そのもの。



しかしコゼットに恋した途端にパーっと世界がバラ色になったらしく、ぴょんぴょん飛び跳ねてました。恋の成せるわざ、ね。でも冷静な部分も残っているようなところが、泉見マリウスとの違いかしら。



背も高いので舞台上できれいに見えます。CDを聴いただけで、好みじゃないと思っててごめんなさいだ。よかったです。



河野コゼット



剣持さんよか、河野さんの声が好きかなぁ 重唱になった時もきれいに通ってくるし。で、もちろんかわいい・・・



今日のコゼットは、控えめな中にも芯が強そうな人に見えました。死にかけのバルジャンに抱きつくところで、耐え切れず涙。・・・あれ、その前から泣いてたっけ?



笹本エポニーヌ



今日も片思いの切ないエポニーヌ。この日は、ずーっと私には悲しみの顔に見えてました。けっこうオトナな岡田マリウスだったから、マリウスを見上げてる感じなのかなぁと思ったり。



叫び声をあげるよ!の絶叫が、今までで一番強烈でした。けっこうドスが効いてて激しい。肝が据わった声で鳥肌。



拍手待ち。



もちろん祐一郎だけじゃなく。例えばジャベールが「Stars」を歌い終わったあと、確かガブローシュに繋がるんですよね?



拍手が止まらなくて、けっこう塩田さんが待ちます。っていうか、塩田さんが待ってくれるから拍手が長くなるのかなぁ 



待ってた大久保祥太郎ガブローシュくん、緊張が高まるらしく声がやや震えてました。頑張れ~



カテコ



7-8回くらいあったでしょうか。お花を投げ入れたあと、連続して下手側に祐一郎が来てくれて。



きゃぁぁぁぁーっ



悲鳴が周囲であがりっぱなし(私は心の中で絶叫) 



岡さん、ご自分のブログで「祐一郎さんと手をつないで出たら・・・」と書いてまして、今日も?とどきどきしてたら、あぁ、ぎゅっとつないでました。
祐一郎、岡さんのこと見つめましたよ・・・。
ジェラシィ・・・うう。



最後に並んだ時だったか、祐一郎が超高速でバイバイの手をしてました。チキショー、かわいいぞうー。



そうそう、4回目くらいのカテコの時です。



祥太郎ガブローシュくんが上手から出かけたところでコケました



瀬戸内さんがヨシヨシと抱きしめてあげてた。恥ずかしい~って顔して出て来て、かわいいので大拍手。



今日の一番頑張ったで賞のサカケンにも拍手!と探したら、2列目にいることが多くて(控えめ?)視線をぶつけられませんでした。でも、気持ちは送ったから!



※岡幸二郎の華麗なブログ→ココ によれば、サカケンのマイクは交換しなかったようですね。あの一時だけ、不調だったみたいです。



クロリン



売店の前で10分。悩んだ末にクロリンを買いました。買っちゃった!



風呂敷はそもそも愛用しているので、すでにいくつも持っている。だから今、ここで買わなくても良いだろう、と一生懸命言い聞かせて買わずにおきました。プログラムも買ったことだし・・・



さて、クロリン。君の裏側の白いところには何か書いたりするのかしらね? 謎。ただの模様なのですか?



マイラブ祐一郎!って書いとけばいい?



2 件のコメント:

  1. 山口バルと岡ジャベ
    ・・・さぞかし、見栄えするでしょうね~(ちょっと妄想してみた)
    お歌もスゴそう、どちらも負けそうもない(笑)
    このふたりってもしや、前世で(おいおい)ファントムとラウルだった?
    ああ~ぁ、私はこっちバージョンも“萌え~”だわ・・・うふん。

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  2. セルゲイ2006/04/16 1:04

    見栄えもさることながら、あらゆる場面で勝手な妄想を掻き立てられる二人でした。
    私がまだお子様だった頃・・・ 二人はファントム&ラウルで。
    萌え成分はこっちの方が多いですっ
    見たい~!!

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