2013/08/01

「Saluto! 第6回 ミュージカルの世界」 第一部 心は帝劇よ

いきなりチケ代の話ですけどね。2500円だったんですよ・・・・安いわ。でもね、心は帝劇にいるかのような気分でした。祐一郎にしか滅多に発動しない<お腹ピーピー>センサーが作動したもの・・・あ、私、感動するとお腹こわす子なのです。理由はわからないんですけど。

演奏会形式でも、背景がなにもなくても、ピアノ一台でも、レミゼの力を感じたなぁ

主宰の石塚幹信さんと、港幸樹さんが大学で共に北海道教育で学んだ友人であったとのことで、今回のテーマ:ミュージカルに登場となった模様。港さんは小樽出身なのねー。

会場は、休館日の時計台2階にあるホールです。文化財が使われるのはいいことですね。
冷房がないのですが、はじまると道路側の窓は閉められてしまい、ちょっと暑いんですが、それ以上にステージが暑かった。

以前から、男声のイベントを行っている彼ら(Belcanto?)のことは気になったいたものの、きっかけがなかったんの。今回は、港さんが出演と知り、参加してきました。
そうそう、昨日書いた「原慎一郎」さんは同姓同名のオペラを歌う原さんでした。

19時、時計台の鐘の音で開始されました。あら素敵!

■第一部
「ウェストサイド物語」より Tonight
「オペラ座の怪人」より Think of me
「オペラ座の怪人」より The phantom of the Opera
「ジキル&ハイド」より 時が来た
「ミス・サイゴン」より ブイドイ

デュエットやソロでがっつりと歌います。そもそもオペラ界の皆さんによるコンサートシリーズなので、ミュージカル曲であっても、オペラ風味の歌唱です。マイクなし。時々、窓の外から救急車のサイレンが聞こえたり。

終始、鼻の奥がツーン状態でした。楽器のように美しい声を出すって素晴らしい。見事です。ビッグナンバーが続くので、そのたびに舞台のことも思い出して、泣かずにはいられませんって。そして感動してお腹弱い子に・・・

港さんはThink of me でラウル役で参加。それから、時が来た、を。
鹿賀さん、石丸さんのコテコテ濃厚ジキル氏を思い出しつつ、石丸ジキルからねばっこさが取れたら爽やか港さんジキルになる感じか?

長めの髪のイメージでしたがサイドすっきり短髪で、むかしむかしの風間トオルのようだ(雰囲気)!
とにかく胸板がしっかり厚いことに感動したり、さわやかな港さんというのが自分になかった(失礼すぎて申し訳ないが、そうなんです)のでびっくりしてみた。人に観られるお仕事のみなさんの素敵っぷりは尋常じゃないですね、なんですかね。

クリスティーヌ役は、教育大3年生の岳本沙織里さん。おおー、ラストの音までしっかり出してくれました。非常に緊張しているのが伝わるけれど、可憐です。
主役声のテノール、古城一樹さんの声が素敵でした→Tonight

ブイドイ、ではアンサンブルも入って厚みのある曲に。ぶるぶる、来年、サイゴン観にいかなくちゃ!いいー、いい曲だよー。

さて大柄な主宰・石塚さんは、歌いつつ司会もします。
旧友・港さんが学生時代はけっこう体格よい男子で、体脂肪率30%とか。えー。今はリラックスめだと10%前半らしい。

港さんが歌の世界に入ってから、故郷で歌う機会がなかったとのこと。今回、凱旋!歌う機会を得て嬉しい、とのコメントでした。

ところでマイクなしの場所で(音楽ホールでもないし)強弱を感情にあわせて変えるのは至難の業。しかしミュージカル曲はマイク使用が前提の音楽なんだということが良くわかりました。
大音量で歌えるところは気持ちよく出る声も、声を小さくして歌うのは難しいよなぁ

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