2007/07/08

『レ・ミゼラブル』6/23昼-3 逃れたい!

引き続き今ジャベを思い出す~♪



スパイ・ジャベールとバルジャン。



殺るのはナイフか・・・・っ!ナイフのフはFの発音で) 
今ジャベは犯罪人であるバルジャンからの復讐が当然あるものだと思ってるようだけど、それって囚人からは復讐されるのが当たり前の社会だったってことなのかなぁ
それとも、ジャベールとバルジャンとの確執(というかジャベールの執念)が原因の2人だけに起こる個別の問題なの?



祐バルがざっとロープを切ったとき、あり得ない!の表情でした。何かの罠かー?という疑念がありありと出てました。そこでナイフをテーブルに優しく置く祐バル。
(ここの置き方も各バルジャンの個性が出ますね。祐バルはさりげなく、すっと置いてると思います。さとしさんはざっくり。別所さんはどうも震え気味の手でした)



わかってないな、君の職務だろ~♪ この場面、バルジャンがジャベールをひとりの人間として見ているのねと伝わります。ジャベールは犯罪人は人に非ずと考えているようなので、かなりショックなんですね。



ショックを受けつつ砦から逃げ、しかし戦いが終わったあとにバルジャンを捜すその目は、バルジャン病としか言いようがないほど。憎さあまってかわいさ・・・?



下水道で、祐一郎がちゃんと担げるのかとても心配してました。ひょいひょい担ぎ方を変えてませんでしたねぇ 「おんぶ」したままスポットライトのところを移動でした。



死にかけてる!のとこは、かなり怒りつつ、ここまで追いかけてくるジャベールに哀れみすら感じてるようだった祐バルです。
お前と追いかけっこするのはもう飽きたんだ、ということも含んだ祐バルの言い方。心が通じあってしまいそうなくらい、2人は常に意識して生きてきたのでした。



この後にジャベールが自殺してしまうのって、バルジャンが逃亡をやめてしまうから、というのも実は関係あるかもと思ったりします。
ジャベールの命を助けて、今は若者の命を助けようとして。犯罪と脱獄の罪とこの救命の行為は分けて考えればいいのに!と舞台に向かって念じてはみるけれど、混乱しまくったジャベールには届かないのでした。



自殺のところは、おお、先輩(山口祐一郎)のように叫んだりしちゃってるね!
今さんも祐一郎の強弱のめりはりが効いた歌い方をならっているのかもです。ふふふ。



この間まで、白タイツで王妃様に愛を捧げていたとは思えぬ鬼っぷり。私が勝手につけた6月のベスト・ジャベール賞は、今さんに。



0 件のコメント:

コメントを投稿