2007/07/06

『レ・ミゼラブル』6/23昼-1 祐バルに夢中で記憶が飛びまくり

2階S席 最上手から



バルジャン:山口祐一郎 ジャベール:今拓哉
エポニーヌ:坂本真綾 ファンテーヌ:今井麻緒子 コゼット:菊地美香
マリウス:山崎育三郎 アンジョルラス:坂元健児
テナルディエ:安崎求 テナルディエの妻:森公美子



えー、橋本さんや別所さんの動きは思い出せるのに、何でだー! 2階から見てたせい? 嬉しすぎて記憶回路が働いてなかったのか・・・



もう、レポってほどもののは書けません。きっぱり。



囚人の列が舞台に登場したときから、感動してちびりそうなくらいだったんですーっ うわーん。



歌声のコンディションは絶好調!ではありませんでした。気持ちはばっちりです。
あと、私の感じでは祐一郎はスロー・スターター気味なのかなと思うのー。2幕のために体力温存の計画的なのか、徐々に上げて行きたいと思っているのか、単にクセなのかは不明。



と言うわけで、24653~♪も、じーんとしちゃうのと同時に、あら調子はイマイチ?とか思って拝見してましたよん。



それから、今さんのあまりの怖さが印象に残ったせいかも。今年は、岡様より今さんのほうが私のツボになりそう。
ただ岡さまも、最近はまた怖さも増してるそうですから、8月はまた違う感想かもしれませんー。とりあえず、6月の今ジャベはすごい叩き上げの刑事(デカ)ぶりを発揮したってことで(刑事と書いてデカ、命名はお友達のぷーちゃん)。



今年の今さんのキャッチ・フレーズ、刑事魂(デカダマシイ)!! 



囚人時代、祐バルは何のマイムなんだろう?毎回うまくキャッチできない!愛する人の仕草が分からないなんて・・・がーん。この時は、土を集めてるような・・・雑草でも摘まんでいるような。で、何かを作ってる感じ。分からん。次こそキャッチ!したい。



仮釈放♪ の歌、透き通ってて素敵。この時は、忘れない、おれにした仕打ち!と言っても、自由になれた喜びで胸がいっぱい。声の弾み具合で、いかにバルジャンが天に昇る心地なのかが分かりますね。
泉の水をすくって飲むの、祐一郎がいちばん美味しそうに口をつけてると思うな。



司教様の館では、パンは二つにちぎってた。うん。
腹になにか抱えてそうな様子をしてました。



バルジャンの独白♪ 
2003年録音のCDと、ついつい脳内比較をしながら観劇してしまうのですが・・・ より、セリフであり歌であり、魂の叫びでした! つまり、ものすごく完璧にカラダの一部のようだったのです。ほんとです、旦那!



地獄へ送り返さずに!と、絶叫してて、びっくり。



送り返しても当然のことをバルジャンはしてしまったのに、あの方はバルジャンを優しく包んで、生きる道を与えてくれたのね。この叫びを聴くと、いかに「地獄=牢獄」が悲惨なところだったかが分かるというもの。
ジャン・バルジャンは死んで、生まれ変わるのだ! 舞台では一瞬にして時が過ぎていくけど、神に報い、自分の罪を償っていく毎日がどれだけ大変だったろう、とただ想像。大変だよね、それだけ司教の行いが衝撃的だったのでしょう。



黄色い紙切れを破るのも、やはり祐バルがいちばんきれいに切って、飛ばしてるかと。贔屓目・・・・?



工場主、かつ市長になってお出ましになれば、2階の端から熱い視線をガンガン飛ばしておりました。2階席は照明がよく分かるのと、全体の動きが把握しやすい、あと遠慮なく熱視線を発射できること、ですね。



ファンテの死のところは橋本さんみたいに「追っ手が踏み込んでくるのを気にする」しぐさはないようでした。
追手なんか全くきにせず、ファンテと可哀相なコゼットのことだけを、まっすぐに考えているのよ。ジャベールが来ても腕力を使っても振り切る自信満々だったから・・・・かな?
抱いて・・・と頼むファンテは、ゆっくり支えてあげてるもよう。ファンテになりたいですよね? ね?



対決
これは他のバルジャンも似てますが、ジャベールなんか虫のように転がして見向きもしないでコゼットを探しにずんずん歩いて行きます。相当、強かった!
いい気味だって感じにジャベールが床に転がってくれました。



ジャベールとの二重唱ですが、よりメインになる歌詞のときはカラダの前側を客席に向けます。なので、くるくるとジャベと位置を変えながら言い争いをしてます。



つづくー。



0 件のコメント:

コメントを投稿