2007/07/04

『レ・ミゼラブル』6/22昼-8 おれの命・・・

ここあたりから、もう脱水症状起こしそうなほどの嗚咽モードになりがち。とても迷惑かも、ゴメンナサイ~



カフェ・ソング



泉見マリウス、かわいくて好きです。かわいい、ってバカにしてるのではなくてー。すごく一生懸命だし、エポニーヌの恋心にも全く気づいていないあたりを、無理なく爽やかに演じてくれるから。エポニーヌのことはかわいい妹みたいに見てたっぽい。



ひとり生き残った寂しさとか。申し訳ない気持ち。会いたいのに、もういない・・・ 
あぁ友よ、行くな!



↑こう叫ぶときの、泉見マリウスの張り裂けそうな表情やら歌やら、本当に胸に迫ります。切ない声がいいな。泉見くんは。



マリウスとコゼット



コゼット、したたかな子・説(勝手に自説をば)。
舞台ではバルジャンがコゼットに手紙を渡したのかどうかって、分からないんですが、見た感じでは教えてないような気が・・・ コゼットが心配するし、また引っ越さなくちゃいけないのに教えられないよね? (私ののんびり原作読みではまだまだ正解は分からないのでした)
父を置いてマリウスのところに飛び込むことはせず、心身ともに傷ついて戻ってきた恋人を優しく看護する子、ね、したたかと言えましょう。



言うに言えない暗い秘密を抱えたままでは、コゼットも離れられないですね。パパの溺愛ぶりは身に染みてそうだし。



弱りきったマリウスに、優しく小鳥のような声で「忘れない あの夜のこと あの夜の誓い♪」と釘を刺すことも忘れません。コゼット、すでにツボは抑えてます。わー。



若くて自由 愛は2人のもの~♪



手を取り合う二人、バルジャンが来たので何となく手を離しかけてます。が、さとしバルジャンは温かいの。コゼットとマリウスのその手を取って、重ねてあげちゃうのです。うわぁん。結婚式でしょ?これってー。
歌うのは「おれのものじゃない~/愛は2人のもの~ すべて定め♪」です、どこまでもコゼットの幸せを祈っているの、バルジャンは。
もう私の涙腺は大暴走、涙がクチに入る~



バルジャンのコゼットに注いだ愛情って、父親のようではあるけれど、もっと大きな神さまへの愛でコゼットを育んでたんだね・・・



今まで、最後の「お前にやろう♪」を、文字通りコゼットを私のもの(庇護下)から、マリウスのものに、と聞いてました。これで合ってるんだと思いますが、バルジャンがここに込めた気持ちは、もっと大きな愛について言ってるんだよね、ってことなのです。
うう、うまく言えないけど、さとしバルジャンだけじゃなく、他のバルジャンを見てもそう思えたので。
コゼットを子どもから、大人として飛び立たせよう、という本当に立派なお方です!
バルジャンのなかでは、コゼットって今でも最初に会ったときの可哀相なひとりぼっちの小さな女の子だったんでしょうね。で、気づいたら手に手を取り合う人にめぐり合ってた、という。月日の経つのは早いのぉ・・・



そしてこっそり、マリウスに自分がジャン・バルジャンという脱獄犯だと告白。ここは各バルジャン、立ち位置とか、仕草が違ってるようです。



さとしバルジャンは、話が盛り上がったころには、二つ並んだ椅子の下手側から回り込んできて、立ってマリウスに言って聞かせてました。「行かないで欲しい!」と懇願されたバルジャン、泣きそうな表情。



あの子のためには隠し通さねば・・・! 



コゼットのため~♪ 泉見マリウスの誓い、とても美しく響きました。二人してコゼットのため、ってさ。ちょっと羨ましいけど、彼女幼少のころが悲惨ですものね・・・



頼むよ(「た・の・むよ!」←こんな感じで言ってました。ほんとに、心から頼んだよ!)
そして、ぎゅうっとマリウスをハグするさとしバルジャンでした。わーっ、ツライ。ツライよ。



結婚式



岸さんの給仕はあまり面白味はなかったような。軽やかな駒田さんの成金ぶりを楽しみました。



泉見くんの、「出てけ、テナルディエ」の前のとこの顔が面白かったです。ゲロ吐いた~♪と歌う駒田テナの口上を聞いてるとき、ふーん、つーん、って表情で。ふふ。



気づくの遅かったけど、マリウス、早く!





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