2006/02/10

『ワールド ゴーズ ラウンド』

2/9 19:00@東京芸術劇場 中ホール S席

ブロードウェイに数々の名曲を送り出してきた偉大なソングライター・コンビ、ジョン・カンダー&フレッド・エッブの珠玉の名曲で綴るショー。(チラシより)

東京芸術劇場「第8回 ミュージカル月間」の2週目。戸井勝海さんが出演というので、1週目の『スウィングボーイズ』のほうも観たかったんですが・・・ 
大澄男爵(『グランドホテル』)が観れなかったことだし、ま、どんな感じかなぁと、観て来ました。



カンダー&エッブというラインがあるので、曲の雰囲気が似てます。40年に渡ってコンビを組んだ二人の作品から、選りすぐってショーにしてあるんですね。



『Chicago』『Cabaret』『Kiss of the spider women』『The Rink』『70,Girls,70』『The Act』『The happy time』『Woman of the year』
映画から『New York,New York』『Funny Lady』



ちょうど前の方がプログラムを広げてて・・・えー、見た感じだと↑このあたりからの選曲のようです。覗いちゃってごめんなさーい。



彼らの作品は、ひとつも舞台で観たことがない!と分かっただけでも収穫で。いい曲揃いだったので、これからあれば観てみようと思いマス。



出演者は 香寿たつき/大澄賢也/シルビア・グラブ/泉見洋平/今陽子 の5名。全員はじめましての方でした。



ジャズっぽい曲が多かったです。ハイライト集だと思えばいいですね。
物語が短く切れてしいまうかと思ってたんですが、そこそこストーリーがあるように組み合わせてあったので、意外と飽きずに3時間を楽しみました。



さて、大澄賢也は、一緒に出る女性をきれいに見せてくれます!すごーい!



私が「主人公は僕」みたいなものばかり観てるせいかもしれないけど。あー、男爵素敵だったと思う。観たかったなーっ



踊りも「どーだ、見てみろ」風にしないで(そういうのも出来ると思う)、とっても押さえ気味にしていたのがまた素敵。一緒に踊る女性とのバランスを取るのが上手いんですね、きっと。



歌もクセがあんまりなくて、違和感なかったです。ダンスと組み合わさると、すっごく舞台栄えしてました。また素敵な人を見つけてしまった。



あと、クネクネした振付師の役で出まして、洋平くんがお気に入りという設定。こういうのもうまく出来るんですか、ますます、いい・・・ 



ダーリン政宏からお花も届いていたシルビア・グラブ
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かわいい顔に、キーの低い声、美脚・・・ う・・・同い年。ですか。本当に? 
どこで私の人生は間違ったかとジェラシーを覚えつつ見惚れてました。



大澄賢也と Arthur in the afternoon All that Jazz を演りまして、下品じゃないボディアピールで。
こういうガイジンちっくな曲や演出に違和感がないって、いいですね。アムネリスも観てみたかった・・・





泉見洋平 かわいい役を担当してましたが、Kiss of the spider womenを歌った時は、なかなかアダルト。ぞくぞくしました。もしかして、かわいすぎるお顔で損?



タカラヅカ出身の香寿たつき たーたん?(と前列のおば様が) 
あ、きれいな声ですね。やはりタカラヅカというのは基本みっちりなんだ。最後、5名で and world goes round♪と歌ってるときは、いちばん「女優よぉ」な動きで、面白かった・・・スキ。



で、ピンキー!な今陽子 「恋の季節」はリアルタイムじゃないですけど、知ってます。歌はもちろん悪くない。
それよか、すっごく足がきれい。またまた私は「やはりダンスか?タップか?」と思ってました。3人の中ではいちばんきれいだったと思う。締まってて・・・ほーっ



舞台は質素で・・・あ、シック・・シンプル・・・。



ドーナツ型で、しかも傾斜がついてる回り舞台がありまして、ドーナツの穴部分に、バンドが入ってます。



この舞台がくるくるとまわって、一番高いところが手前にくると、ミニミニ・プライドロック。低いところが手前だと・・・坂道っぽい。



背景も幕も黒、出演者の衣装も黒×白。



回ってる(幅は1.5Mくらい)上を上手にローラースケートでまわる大澄賢也にびっくりでした。うまい!



楽しくなったところで、1曲おわり、また次の曲。楽しいけれど、物語を観たい。歌だけでは楽しさも半分になっちゃいますね。うすうす知ってたけど、そうなのだった。



とりあえずCDで『Chicago』聴いてます。観たいなぁ



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