■綜馬さん、イタリア男ということでお髭も生えて渋い!イタリアなスーツの着こなしはさすがです。
ゴットファーザーみたいな仕草が面白いなぁ 大仰なのに加え、綜馬さんの姿勢や動きがきびきびしてるので、ますます面白い・・・ あぁ!素敵なんですよ!
ハンッ!(納得できない、と言いたいらしい。両手を胸の前から前方へ開く!)
ノッ!(no、いいえ!)
などなど。ただ、ふとしたときに英国紳士のごとくにも見えるのが綜馬さんらしさでした。組んだ足の位置もよろしくってよ!
■最初、大高さんは綜馬さんの弟かと・・・
兄さん、って紹介してるのにねー。私ったら、綜馬さんと大高さんが兄弟だとばかり。15日の初見後、友人宅でプログラムを見て理解したのでした。ありー。だってさー、見た目はそのほうが自然でしょ? ゲホゲホ。
こんなバカな弟がいて、綜馬パパかわいそうって思ってたら、息子でしたよ。ますますかわいそう~ なぜこんなに素敵な両親がいて、こんな軽い息子が!?
全然、見本にならない感じの素敵ダンスを披露してくれた大高さん。これで浮気しまくってるとは恐れ入る。出すぎず、しかし存在感があって、いいバランスです。
1番笑ったのが「ズッケロ?」「ラテ?」・・・「パパ?」って! って! 大うけでした。
あの緊迫感のある場面で、いいボケっぷりです。気に入って、千秋楽のあとに一緒に見てたお友達とお茶しながら「ラテ?」と言い合ってました~ パパのお好みくらい知ってるはずでしょ~っ とついつい突っ込みたくなる感じ。
■書類に26歳とサインしてパニック。
クララが26歳だなんて「年上すぎる!」とお怒りなパパ。全く実感が湧きませんが、50年代のイタリアというのはありえない!ことだったんですか? いいじゃん!
だけど、理由を言わないで、強張った表情になって出て行くパパは怖かった。クララが傷ついたのがさらに辛い。
■チュ!
全く事前のリサーチしてなかったので、びびび、びっくり。ナッカレ氏(綜馬さん)が、マーガレット(歌穂さん)とお散歩しながら、結婚に反対してた気持ちが解けていく場面。オトナな2人が素敵です。
100を言わずとも、分かることってあるの。
明日、結婚式で会いましょというナッカレ氏に、ありがとうと握手の手を差し出すマーガレット。一生懸命、ひとりで娘のために闘ってたんだな、ほんとに健気なマーガレット。
綜馬ナッカレ氏は恋っていうより慈愛?な感じで、優しく見つめて頭のうしろへ手を回し、静かにキス♪
それから、ゆっくり離れて、マーガレットの手を取り甲にキス♪
きゃーっ、綜馬さん、優雅だわ。うっとり・・・優しいキスってこういうことなのね。素敵!
きっと、ナッカレ氏は愛妻家ですから浮気とかはしないのです(と思う)。ただマーガレットへの愛情がきゅーんと芽生えたのね。これ以上、何かは起こらないけど。
この瞬間は、頑張って生きてきた男と女の間に、なにか同じものが行き来したのです。ロマンティックだのぅ。
■小西ファブリツィオ
レミの時は、あまりに憤慨しすぎてたので、少しは成長したのかしらとドキドキで拝見しました。確かに成長してた・・・してたよ。
ともかくメロディが難しいので、音を外さないかとハラハラ(大丈夫でした)。でくの坊みたいに突っ立ってないか(これはまだまだ)、など。
千秋楽、頑張りすぎて「クララ」♪ のとこで、下手あたりでズッコケました。ずるっと。でも転ばなくて良かった良かった。
この曲で、彼がクララに心奪われたさまを表現するのですが、何度も「クラァラァ~♪」と叫ぶ。というか、歌う。
名前の連呼で、感情の変移を表現してくのですから、相当の難曲だと思います。あまり声の表情の変化は感じないものの、一生懸命なのは分かった、です。
お友だちとも、小西くんに「頑張ったで賞」差し上げてもよいね、と確認。
しっかし、顔ちいさいですね。小西くん。カラダも針金かっていう細さ。手足がひょろひょろだな。
■つたない英語が功を奏した。
合言葉は、ジョンソン&ジョンソン! おっぱい! な小西ファブリツィオ。英語があまり得意でない設定なので、セリフが棒読みなのかわざとつたないのか分からなくて良いのでした。いや、わざとに決まってますけどね。ついつい。
ファブリツィオはイタリア人にしては女にうとく、しかも素直な良い子のキャラ、ダメダメな感じも良く出てました。だから歌がものすごく上手じゃなくても、演技がこなれてなくても、それがちょうどいいのね。
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