2007/04/19

『マリーアントワネット』4 あれ、呼ばれてたんだ?

綜馬ショックから多少落ち着き、仕事中の脳内BGMは『幻の黄金を求めて』にもどりました。新曲は覚えられず。大サビだけをぐるぐる繰り返すくらいですー。



祐一郎はそこそこだったり、がっつりだったり。



彼の調子、の印象ですけど、13日は本当に「そこそこ」。14日は「わりと気合十分」。えー、13日は楽屋入りを見送ったんですが、表情は冴えないようで心配しました。髪とかお顔が・・・パサついてるんじゃ?と思ったです。こんな日もあるさ。元気になったかしら?



笑い担当は外れたので、ますます落ち着いてしまった。



客席降りも、ちょこっとしか走らないのね・・・キーッ! カリオストロ通路で見てたけど、私のところまでは来ませんでした。おーう。



他にも黄色い旗を振ったり、御姐さんたちの後ろから顔を出したりしますが、「このことに絡んでますからね」という目的にだけで、お笑いは不用になったらしい。無理に笑われなくてもいい役だけどさ、さみしいわ。



だったら、もっともっと存在感のある役になってくれてもいいのになぁ 衣装が地味。マリーがあんなに着替えるなら、カリオストロだってもっとキランキラン☆でもいいじゃない・・・? 



偉大なカリオストロ伯爵!(ボーマルシェ)、という割には、苦労もありそうねぇ 



だってさ、実験室でチョイチョイってしてるというより、ヴェルサイユ宮殿にも娼婦宿にもお出かけして忙しそうです。ギロチンの場面などでの、モモンガ走りも大変なのねーって感じだし。これ、素敵じゃない去り方で残念です。時を超越してるなら、もっと堂々と退場すべきよっ



14日マチネでは、久しぶりにバズーカ砲が聴けました。



いろいろ思うところがあるにせよ、私の感激っぷりといえば、生きてて良かった!です。新曲は、祐一郎のために作ったんだなの徐々に盛り上がる系で、最後はあああぁぁ~♪と最高に場内中に声を響かせてくれました。



ルイの処刑がセットで表現されたあと、この新曲が入るのですが、ますます意味が掴めない歌詞でした。うーむ。独りよがりではないのか・・・・



この世に不条理あふれる限り 私を求める人間たち♪



あれー、いつ求めてたの? 『MA』のストーリーでは誰一人として「カリオストロ」を求めてなかったよ? 「カリオストロ」が何かの暗喩みたいなものだとしたら、「自由」を求めたということだろうか。うううーむ。何だ?分かりにくい。どうも脚本と共通する目線が持てないんですけどー。



歴史を塗り替えたい そんな声が呼ぶのだ



へーーーーっ



本気で、へーーーぇ。歴史を変えたい人は錬金術師を呼ぶんだ? キミの言うことが、掴めないっす!



しかし。歌詞がよく呑み込めなくても、ここでカリオストロの曲が入るのは良かったと思いましたヨ。
ヴァレンヌへの逃亡』で旗を出し、ルイの処刑を示唆する場面でちょろっと登場するだけで、その後発言はなく、そのままラストの「自由~♪」に流れていたので、後半のカリオストロっていまいち用なしっぽかったんですよね。今までうろちょろしてたくせに、急に地味になっちゃってさ、な感じで。



それが、びりびりのバズーカを響かせてくれるようになると、まだカリオストロがこの物語に影響を及ぼしてるらしいと思えます(本当のところは分からないですけど)。全体の意味は掴みかねましたが、どうやら時を越えた存在で、歴史に関与してるヤツらしい、ということが判明しましたし。



ともかく、山口祐一郎のビッグナンバーに飢えてカラカラに干からびていたので、染みわたったっ はー。
気持ちが乗ってた感じの14日Mでは、体をゆらしながらリズムを取ってました。ムフフフ。『闇が広がる』よりは、かなりささやかなゆらし方ですけどね。でも、いいの!



まだ続く。



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