2007/04/18

『マリーアントワネット』3 「黄金に変化する~♪」

いまだにわからないの。プログラムとかに頼らず、舞台から分かることで考えますね。



1、カリオストロって「今」から、過去のフランスを再現してるの? 
それとも、フランス革命のその時に存在しているの?



たぶん、「その時」に居て、王家の滅亡を同時刻で見て行ってるということだろう、と思うのです。「私には見える血まみれの・・・王と王妃!」って、これは未来予測ですから、同時刻的ですよね。けど! それが一貫してないと思うんです。



だってさ、ボーマルシェって、すでに起きたことを述懐してるような言い方しますよね「首飾り事件」では。「これがかの有名な首飾り事件だ」って。そういう時制のブレが気になるわけです。自分の目線も揺れてしまうのが嫌だ。



2、「黄金に変化する~♪」って、このフランス革命時の動乱の何とリンクする言葉でしょう?



貧民で孤児のマルグリットと、マリー・アントワネットが出会うこと? 民衆が王家を追放してしまうこと? 言葉はきれいだけど、実感がこもらないのよねぇ



カリオストロの言葉は抽象的で、しかも、このことを歌ってるんだな、ってすんなり胸に落ちてこない。そりゃ(私だって)・・・何となくは分かるんだけど、もやっと感が拭えません。



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