来年1月上演『ベガーズ・オペラ』にちなんで。
1931年 ドイツ・アメリカ合作 監督/G・W・パプスト 原作/ベルトルト・ブレヒト
出演/ルドルフ・フォルスター カローラ・ネーエル
図書館で「クラシック名画100撰集」のなかにあったので借りました。先日読んだブレヒトの『三文オペラ』に沿っています※1が、オチとルーシーが登場しないところが大きく違ってます。
辻でオルガンを回す人が登場し、歌い始めると物語りもスタート。話のポイントごとにオルガン回しらが出て来て話を進めて行きます(狂言回し)。
白黒で、アメリカで上演した時のフィルムなので、英語の字幕つき。そこへ日本語字幕がつく、疲れる画面でした。そして進行もセリフも何もかもゆっくり・・・ 眠気と戦って観賞。
色男で女好きのマクヒース。女好きではあったけど、色男ってのは・・・むむむ。オジサンが演じてまして、お顔も普通。お腹ちょっと出てるし~ マクヒース役にはウッチーのほうが素敵でしょう。
ほぼ同じメロディを、それぞれが山場で歌ってて、面白かったです。ポリーとは目が合ったら恋に落ちたという演出で、なかなか素敵でした。
ブレヒトの本ではもっとドタバタしてたので、後半はあれれ?という感じ。ポリーがマクヒースの仕事を預かるところも違ってたし。こうなるとジョン・ゲイの『ベガーズ・オペラ』を読んでみたいもの! どこかにあるのかなぁ 探してみます。
※1 1700年代にジョン・ゲイが『ベガーズ・オペラ』を制作。それから200年以上のち、ブレヒトがベガーズ…を『三文オペラ』として改作し、発表。詳しくは公式HPのここをお読みください。
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