2005/09/09

『SHIROH』ゲキ×シネ

@シネクイント(渋谷) 9/9まで。



去年帝劇で大好評だった『SHIROH』の映像化作品。



われらのみたまをはらいそに~こんな感じ?)



舞台をただ映すのでもなく、ただのお芝居を見るでもなく、舞台のスケール感やライブ感と、映像ならでは(役者の表情をアップで追ったりさらにスピード感を増やしたり)の面の、その両方を貪欲に取り込んだような。新感線はこれが初体験。



コーフンだわ~ よかったです!



エレキギターがぐいんぐいんと鳴って、最初の歌のあたりは耳が痛いかもと心配になったけど、慣れたのかだんだん歌詞も入ってくるように。ほっ。



たぶんいつもの劇団☆新感線らしい、アドリブとか笑いとかがあったのね? 笑い部分をもっと練っていくとぴりっと締まりそう! ほとんどの登場人物が死んじゃうかなしい話なので、くずしちゃうお笑いとのバランスが難しいなぁ 



和み担当なかっちゃんしげちゃん吉野さん&右近さんとかは、安心して見ました。バックします吉野さんは華麗なキコキコ(うーんポキポキっていうか・・・)ダンスにターンで衣装がひらりひらり、右近さんは強烈高音でも魅せてくれました☆



上川隆也の後半の衣装、いいよねぇ ここにも大真面目なコスプレイヤーがいたよ! アッキーのひらひら天使衣装はきれいだけど、四郎様には参りました。さすが「一緒に畑を耕したい男」だ! メイクのせい(せいだよ!)でまぶたが腫れぼったいのですが、全身はかなり素敵なので気にしないことにした。ふふ。



四郎様はずーっとシリアス担当で、おふざけは柳生十兵衛のことをを知らないって何度かおちょくるとこくらいでしたか。殺陣もいい。伊豆守by江守徹に負けない顔ヂカラもあるし。



江守徹。江森節・・・ リズムにノリ切れてないのも江森節。低音渋すぎて聞き取りにくいわ。リアル観劇した方たち大変だったのでは? ちょんまげカワイイけどねぇ



中川晃教、神の声を持つ男。確かに聞き入ります! それにしてもこの間観た「M!」のアッキーと違う~ 幼なかったなぁ(肌キレイ・・・) いま毎日成長中なんすね。父よ!とか歌うのでヴォルフガングとちょこっと重なったよ。



演出で歌が大盛り上がりでも、拍手の(ための)間とか取らないようにしてたのでしょうか。ここで拍手したい!という場面でも、間髪いれずに次の展開へ進んでまして。ミュージカルの定型を外そう作戦かしら。最後は映画館内で拍手送りましたけど・・・



私の隣に座ってたおばさま、ラスト20分あたりからハナミズずるずるでお泣きになってました。殉教って怖くて私は恐怖体験中で泣けず。思想とかに命を賭けるのってコワイよ~。





※最初とインターミッションと、最後にあなたのアッキーからメッセージあり。最後までご観覧あれ。







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