2008/05/14

『レベッカ』10 ほんとに特権階級か

クリエのキャパといつもの出演者の力量を考えると、何て贅沢な・・・と思います。魅力的な出演者に、美しいオケの音。



しかし不満もある。あるんだよー。



衣装、まずは衣装です。



マキシムを筆頭に男性たちはスーツなのでそんなに気になりませんが、肝心の「わたし」の衣装ですよっ。



モンテカルロで着てたのはいいとしても、結婚してからも質が良さそうね感がなくて寂しい。地味なのは合ってるなと思うけど、素材がどうもなぁ



ってか、ペカペカの薄い生地で、ああ!下着のラインが見えたりするのはダメですってば。それはダメよー。
下着でいちばんあらぁと思うのは、舞踏会で白いドレスに着替えるところ。ペチパンツ?が薄くて、毎回どきどきさせられました。そのへん、お心遣いよろしくだ。どきどきさせないで欲しいっす。



そして舞踏会での出席者のみなさまの衣装が、これまた泣けてくるのは私だけでしたか? 赤×黒、という色味でまとめているのは(好きじゃないけど)いいの。いいけど、これまたぺらぺら感が寂しい。お遊戯会の衣装に見えました。照明との兼ね合いなんでしょうか?それとも、単に生地のセレクトを間違えたのでしょうか? 安っぽく見えたのが非常に残念なんですよ。



道具類



最後には新しいミセス・デ・ウィンターに運び出されてましたが、比類なき美貌で、趣味がいい(ダンヴァース談)前の奥様の家具に納得がいかないのう。鏡台まわりはもっと華やかなしつらえであってほしかったなぁと思います。シンプル過ぎやしませんか。



お城みたいにとは言いませんが、「わたし」の素直なイメージに対抗して、カトレアみたいにゴージャスな家具を揃えていただきたかった。



耳の保養はできるけど、目の保養にはー。



祐一郎マキシムと圭吾ファヴェルのダンス、には目も大喜び。女性の衣装が思ったほどきらびやかじゃなかったのが寂しかったんデス。



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