2007/11/06

『レベッカ』は新訳で

先日、『レベッカ』を旧訳版(レベッカ (新潮文庫))で読みました(2007/09/20)。そして新訳が手元に来たのですがー。



ざくっと読みたい方は(つまり、大久保さんの素敵な時代がかった言い回しに酔いしれたい方以外は)、新訳をオススメしたい。



読みやすいです。だいたい、活字がオフセットですもんねぇ。凸版印刷よりも目に優しい♪ あと、文章の流れが良くなっていると思います。



例えば同じものを言う場合、旧版訳の時代、どうしても物語のなかには日本人の常識になかったイギリス風俗とかもあるわけですよ。だからそれを今読むと違和感のある訳語だったりするけど、新訳では今の私たちが理解している言葉で訳されてて、すんなり理解できたり。旧版はうっとりを通り越してじれったいくらいに言い回しが硬いしね。素敵なんですが、私の場合はかなり疲労しましたー。



あと、ヒチコックの映画はマックス役の方が全く、私好みじゃない・・・という、どうしようもない理由で、まだ観ていません。文章のイメージのまま舞台を観たいなぁと思ってます。舞台見てから映画かな。



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