2007/11/21

2007『モーツァルト!』猊下覚書、お久しぶり

11/19、20の山口祐一郎@コロレド猊下 覚書。



『何処だモーツァルト!』
じゃ、じゃ、じゃ、じゃーん♪ の音楽が鳴ると、すっかり私の顔はにまにまとほころんでしまい、ここって本当は威張り散らしてる自分勝手な聖職者だから憎々しげでもいいんですが、や、分かるんだけど、でも嬉しくて、うふふと喜んでしまう。だってーっ 素敵なんだもの。



ミュージシャンは新曲さらったのかぁぁ(このあたり、音程が上下に動いて面白かった)何処だ、モーーツァーーールト! と、私の耳には聞こえました。長めにお呼びです。



テーブルに登ったり「しつけがなってない」と顔をしかめて、ヴォルフを袖にする猊下。顔は見たくない、父親も息子も!のとこは、怒り度60%な感じ。まだ余裕たっぷりです。
アルコ伯爵にスコアを拾わせて、ベース音のだーん、だーん、猊下のメインテーマが流れるなか、きょほーいてきだ・・・と呟かれ、下手に去っていかれました。



ちょっと前まで、囚人で聖者と言われたバルジャンだったのになぁ 今日はもう、完璧に猊下であらせられる。



ともかく威張れる地位にいるんだな、というコロレド猊下でした。特にここは、ヴォルフを子ども扱い、使用人程度の扱いをしてることが強調されます。



『神が私に委ねたもの』というか、お手洗いのシーン?



■19日(中川ヴォルフ)
お約束で、馬が走り出した反動でがん!と後頭部を壁にぶつける猊下。痛そうです。両手でイテテ、と押さえてました。御髪の乱れも気にされた感じです。



皇帝陛下の前では演奏させない」、とかウィーンの話題は「私が独占するのだ」とか、可愛いお髭をちょいちょいといじりながら、大層満足気です。意地悪~っ



と、あうっ、と突然アルコ伯爵に合図したかと思ったら、馬車が止まるまでは、下半身をぐっと押さえて硬直の猊下。んまー。



よよよと下車し、伯爵に上着を取ってもらうと、もう辛くて死にそうな御様子です。猊下ともあろうお方が、一方の手は前へ、もう一方は後ろへ。



この日はB列からだったので、顔がものすごく変になってるのも、しっかり拝見できましたぁ 白目剥いちゃってます。
うはは。そりゃ、小も大も大変に切迫している模様
う、ううっと内また歩きで耐え忍びながら、衝立の後ろへ駆け込まれまして。



アルコ伯爵の意見に、お返事しようとお顔を出しますが、ごゆっくり、と言われてまた衝立に隠れます。



御髪の乱れ具合はどうかしらと期待してたんですが、初日はそれほど乱れておりませんでした。でも、「プラター公園などもってのほか!」だーん、ちゃぶ台返しならぬ衝立倒し!出た!



さっきまでのカッコ悪い姿はなかったと言わんばかりの尊大な態度で、のっしのっしと馬車へ。
再度、馬が走り出すと石でも踏んだのか馬車が揺れます。すると、ついとっさに・・・アルコ伯爵に向かって手を差し出し掴まろうと、で、伯爵もうっかり手を差し出す。あ、いや、いや、と今のは無かったことにね、という態度の二人の仕草が可笑しい。



やっぱりなぁ、ふふふ、猊下はオトメ成分がけっこう入ってると思うんですよ! ここなんか、「きゃっ!」って感じにも見えるんですけどねぇ 妄想しすぎですか・・・?



盛り上がってきたところで、威張りくさって下車し、仁王立ち。
伯爵に赤いマントをかけてもらい、理由はさっぱりわからないけど、音にあわせて、最後はマントの前をぐいっと前に突き出してポーズ。決まったね!
(ですが、何をキメようとしてるのか、よく分かりません。そのポーズは誰に向かってだ? 笑わせてくれる猊下なのでした)



■20日(井上ヴォルフ)
流れは同じなんですが、うっと、馬車を止めたあとは内また度が上がってました。エーックす!な感じ。
手で押さえてたのはお腹かも。初日が「出るー(あ、ごめんね下品で)」な御様子だったけど、この日は「お腹痛い!」って感じです。いずれにしても、お腹壊したのねー。



あと、この日のメインは衝立から出てきた猊下の御髪が乱れに乱れ、お顔が見えないくらいに前に髪が下りて来てたってことですね。しかも、すだれになったまま手を洗ったりしてました。
もちろん、アルコ伯爵が甲斐甲斐しくお世話してくれます。失礼、猊下、と言った感じで御髪を手で整えて差し上げてました。



いやもう、ここは劇場内がうふふ、あはは、と明るい笑いで包まれて楽しいわぁ。



猊下覚書、まだ続く。



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