2007/11/22

『モーツァルト!』猊下覚書-2

『僕はウィーンに残る』または、むらさきふりふりの場面



両ヴォルフのことはあとで思い出すことにして、祐一郎@猊下、です。



忘れてたのか、気づいてなかったのか? 
私、19日は2列目の楽しい席だったので「猊下のパジャマ(部屋着?)ってふりふりフリルだったのね!」という今更の発見をして、非常に喜んでました。薄紫のドレッシーなシャツだったんですねぇ ね、やっぱりオトメだな。



靴の紐も結べないのは猊下だと思うんですが、キレイドコロのお姉様たちにガウンを着せてもらいます。当然、仁王立ちです。
お前はウィーンで野垂れ死ぬ・・・の言葉を、やたらうっとりと語る猊下。壁にかける手の表情もキレイ。
好きな子には意地悪しちゃうんだよな。お部屋から出てくるときの歩き方も、しなしなしてます。うふっ



権力者の汚い手!と、ヴォルフが言うところ。ここ大好き。



19日の中川くんのときは、アッキーが小柄なお陰かもしれないけど、ヴォルフの頬まであと10センチの猊下の両手。頬、というか顔を両手で包もうとするような仕草です。包もうとしたとこを、アッキーヴォルフは撥ねのけます。きゃっ



20日、井上ヴォルフのときは、猊下が手を顔のほうへあげる前に、「汚い手!」とヴォルフはその手を撥ねのけました。



いくらお姉様といちゃついたフリしても、ふふふー、フェイクだ。猊下はヴォルフのほうが気になってるんですねー。彼を意のままに連れ歩きたいの。これって、やはり祐一郎が演じるからお姉様たちといやらしく見えないんでしょうね。どうしても清潔感がただよってしまうと思うのです。身びいきか・・・?



僕を閉じ込めるな! をはじめ、いい歌詞が続きます。息子はごろつき!と返事する猊下も猊下だ・・・ 子どものケンカみたいにも見えます。



おまえほどふゆかいなしもべはみたことがないめざわりなやくただずめ!
(お前ほど不愉快な僕は見たことが無い目障りな役立たずめ!)



何かのゲームみたいに、ここはひと息で。すごいですね。



さて、こっちこそ願い下げだ!とヴォルフが叫んで、貴族的なものの象徴らしい白のカツラを猊下に向かってぶん投げます。



アッキーは、猊下の右側へ低めにシューっと。当たってません。



井上くんは、いやん、猊下の下半身どまんなかに命中してました・・・ 命中! あー、しかし猊下は微動だにせず、ぶつかって落ちたカツラを目だけで見た感じです。2階奥のB席で、私は命中だ・・・と肩を震わせておりました。
みなさん平気だったの? 狙ってたんならすごいなぁ、とあっという間に色々想像が膨らむんですけど。猊下ってほんとヨコシマな想像がしやすくて面白いんだからーっ



追い出そうとするアルコ伯爵の「貴様、これで終わりだ」のあたり、猊下は高いところでお部屋にもどろうかという感じ。ヴォルフや客席に背を向けてキレイなラインを見せつつ立っています。(ヴォルフを捨てた、という場面ながら、でもまだ気になる感じもあるので、やや体をひねりかけてます。顔は客席には見せませんけど)



うーん、ガウンの後姿も美しい!



で、振り返らずに奥へ歩いて行かれるのでした。足長~い。



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