ここ2日、暴力的な眠気に勝てずぐうぐうぐうと寝てました。睡眠不足が続いたので体が「寝ろよ!」と怒ったのかもしれません。
さて、午前11時、青空に冷たい風がふくある日のことでした。
お使いから職場への帰り道、日比谷公園内を
「バラが枯れかけてるなぁ・・・ このまま日生劇場に流れて行きたいよ~!」
といろいろ関係ないことをつぶやきながら、駅に向かって歩いておりました。
すると枯葉が積もった花壇で一羽のカラスが茶色の何かをつっついてます。
近づくにつれ、その茶色の何かが動いているような・・・。
ヒナが首を動かしているように見えたので、大変!と駆け寄りますと。
それは冬眠しかけの(と思う)カエル。
茶色で、全身の大きさは私の手くらい(けっこう大きい)。
寒いので、すっかり動きがニブくなったようで、カラスに手足・体をつっつかれてて逃げたいのにうまく動けないのでした。
ぎゃーっ、
食べるんなら一撃しちゃえばいいのに、遊んでるならやめなさいよ~!
趣味悪い!
ということで、石でも投げて追い払ってやろうと思ったらですね。日比谷公園は掃除が行き届いてて、石ころも落ちてないんですよ。まーっ。
しょうがないので、花壇と通路をへだててるポールをガンガンと蹴ってみました。
しかし、カラスはそんな私をチラっと見ると、哀れなカエルの足をくわえてずるずる~っと奥の茂みに向かって引きずって行きます。
さらに花壇のポールを蹴る私をみて、サラリーマン風のおじさんと、気ままな生活風のおじさんが寄ってきて。
「カラスってのは・・・」「これは遊んでるんじゃないの?」「自然のことだからねぇ」。
ちょっと夢中になってたけど、おじさんたちがやって来て我に返り、仕事場に戻らねばならなかったと思い出したのでした。で、すごすごと地下鉄駅へと退却。
カエル救出に失敗した私は、カラスへの敗北感を胸に職場に戻ったのでした。
おしまい。
わはははははーー笑っちゃった!
返信削除カラスってえげつないことするんですよね~。必要以上にゴミを散らかしてみたり。
それにしても、そんなでっかいカエルが都会にもいるんですね。
そんな事実にびっくり。
実はカラスにはトラウマが。
返信削除3,4歳のころ雪いっぱいの公演で遊んでいたら、カラスの集団に襲われたんですよ!
ヒッチコックです!
数年前までは、カラスが居るとゴミを捨てにいけないくらい怖かったですねー。東京はカラスが減ってて嬉しいです・・・ほんと。