12/17 18:30@日生劇場 B席
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:鹿賀丈史
ルーシー:マルシア エマ・カルー:鈴木蘭々 アターソン:石川禅
ダンヴァース・カルー:浜畑 賢吉 ストライド:宮川浩
ベイジングストーク大司教、スパイダー、市民、物乞い、客:大須賀でひき
伯爵、市民、客:林アキラ
私はB席センター、一緒に観劇したゴンザちゃんはS席センターで。
5日に観た時より流れに余裕があった。観客にも笑う余裕があったというか。
鹿賀&マルシアの好演っぷりは安心してられるので、今回も充分に楽しみました。
ミュージカルって、演技から離れて「歌いあげる」になることもありますが(あー、祐一郎はそのあたりの危険信号が)。山田和也さんの演出もいいんだと思うのですが、このお二人は意外と(失礼)演技から離れなくて、ストーリーに集中できます。
石川禅さん、いいトコで掴んでて良かったです! じっくりとメガネ&ひげのアターソン姿も観ました、ステキ~ 1番ウケてたのが「花火終わっちゃったんだけど・・・」で。これだけでもいい声でした。
禅さんは来年7月にまた「ピーターパン」でフック船長になるそう。「エリザ」「M.A」もあるけど、これも観にいきたいな。・・・えぇっ、「スチュアートリトル」のスチュアートの声だったの?! 多才ね。
私にも余裕があったので、今日はさらに阿部よしつぐさん、大須賀ひできさんの七変化を楽しむことに。
新聞売り少年の阿部さんは、聞きやすくていい声だなぁと耳に残ってました。もう一度聴きたかったの。舞台奥から新聞抱えてピタっと静止してる姿がいいっす。いかにもロンドンの少年風で衣装も可愛い。帽子もいいなぁ ウチで新聞売りごっこ、というのか、あの振りつけを真似して歌ってしまうのだ。
大須賀さんは、背が高いので役が変わっても大丈夫・・・すぐ見分けが付きます。それにしてもスパイダーと大司教をするというのがスゴイ。ま、どちらもいやーな雰囲気を出してます(笑) お嬢さんの胸にお支払いするの楽しそうよ。
毎回ハイドに踏んづけられて、串刺しで持ち上げられて、燃やされて・・・ スパイダーはセクシィ胸もとがはだけたシャツ~ ステキなむなげがちらり。きゃーっ、というかぎゃーっというか。体当たりで素晴らしい。お疲れ様なのです。
パーティーの後に着るエマ衣装、前は玉虫色としか思ってなかったのですが、あれって青地だけど赤い糸も織り込んであるんですね。青×赤。
ハイドが暴走し始めてからのジキルの衣装のベストは、エマと反対に赤地に青い糸が織り込んであるんじゃないかな。
でもって、ルーシー衣装はつねに赤。ジキルを愛してみても、追いかけてくるのは
ハ~イド~! そう、ジキルには愛されない・・・切ない!
前回はコワさが先に立って、ハイドのロングコートにもえず。でも今回はそれなりに楽しめました。パブのルーシーに会いに来て♪罪なあーそびー、と歌う場面。ハイドがテーブルに足を乗っけるのっていいなぁ コートがキレイ。
そうそう、ジキル・ハイドともに女好きな感じがありません。マシなのはジキルの方かな、研究一筋だけどたまにエマに甘えてそう。しかしハイドは女好きじゃなくて快楽殺人者っぽい。ルーシーを付け狙うのってジキルへの復習なのかしら。
鹿賀ジキルの時、声が高く、ハイドは低くなるんですけど、高いジキル声はふと笑ってしまいそうになるよ~ ごめんなさい~。
年齢がよく分からないからかなぁ いくつの設定なんですかね。禅アターソンのほうがかなり若く感じます。高い声なので、情けない風です。
ハイドになってからの声の強さもあって、鹿賀さんも変身したほうが活き活きとしている様子。大司教を踏んづけてるのもとっても楽しそうだ。
ラスト。エマに抱かれてハイドからジキルに戻って、「エマ・・・」と高め声でつぶやく。切ないシーンのはずが、笑えてくる罪深い私を許して、エマ!
(私はココロの中でぷっ、と吹いてました。隣席の女性は思いっきり「ぷっ」と・・・)
最後のジキルvs.ハイドの見せ場は、前回は鹿賀さんのフリが、音楽のテンポより早く役が変わっている感じがしました。そういう演出なのかなぁと思ってたけど、違ったみたい。今回は音楽とジキル・ハイドの入れ替わりのタイミングがちゃんと合ってました。オーケストラは舞台の奥に隠れてるから、大変なんでしょうね。
それからすごく気になることが。
赤青蛍光飲料そのまま飲んでるの?
ハイドを抑えるための薬が青くなる場面、実験室が奥にはけていっても光ってて面白い。でもあれって、コンサートとかで光ってるスティックと同じものが入ってるのかしら。そんなものは飲めないっすよ、鹿賀さん教えて~ 一体何どうなってるのーっ
この疑問をS席のゴンザちゃんと帰り道に協議したところ、彼女は「減ってたから飲んだと思う」と。確かに減ってましたが・・・ 赤と青がおなかの中で混じって発光してるのかも、と余計な心配してます。
次は28日千穐楽。
こんばんは。
返信削除『ジキル&ハイド』・・・時間がたって落ち着いてきたら、もう一度見てみたい舞台ですね。(思い出すとまだちょっと怖いんだけど)
ジキルの、ちょっと無理した青年科学者ぶりと、ハイドのどっぷり狂気に浸かった殺人鬼ぶり。・・・なぜか思い出すのは、ハイドの方なんですよね。
あのロングコートに包まれたら、どんな感じ?とか、(あ、あぶないよ~)
��赤青蛍光飲料
あれって不思議ですよね~マジックショーを見てるみたいでした。飲み終わったあと、口から万国旗なんか出てきたらおもしろかったかも・・・(笑)
��秋生さま
返信削除私もハイドの印象のほうが強いです~。
遠くから見る分には、ハイドのほうが魅惑的 ・・・おっと危ない。
万国旗がもし出て来たら(笑) ジキルも魅力倍増。
そうそう、こんな小さなとこでウッチーに会えるのか、ぐふん、と密かに思ってました。あともう少しですね~!
そろそろ気絶しないようにココロの準備しておかなければなりません。できるかしら。
初めまして!
返信削除お邪魔いたします。
先日、初めて「ジキル&ハイド」を観たんですけど、
私も「ジキル氏」の高いお声、ちょっと反応してしまいました。
思わず心の中で「おいおい・・・」と突っ込んでました(笑)
不謹慎ですが。
また遊びに来させていただきますので、よろしくです♪
こんばんはー。
返信削除スパイダー☆裸にサスペンダーがとってもステキでした!
そして、大司教ふみふみ・・・あれはぜったい鹿賀さん楽しんでやってますよ~(笑)
蛍光飲料・・・わたしの見解。
あれはとっても粘着力のある濃い液体で、容器の中を伝っているだけで、実際口には入ってないとみた。
全然答えになってないでしょうか?
蛍光飲料について。
返信削除うさみみさんの説、説得力ありますね。
確かに、かなり容器に液体がへばりついていました。
試験管を振っても、液体があまり揺れなかったし。
それに、ほんとに飲んだら歌うときとか、口の中光りそう(笑)。
ただ、飲み干す時はちゃんと普通のスピードで口元まで液体が移動していたような気がするし、かなり液が減っていたし・・・ほんとに飲んだのかなぁ、と思ったのだけれど・・・謎ですね・・・。
��miokaさん
返信削除はじめまして!
私も遊びに行きました~ 禅さんのファンでらっしゃるのですね。
今ごろ魅力に気づいた私・・・ おそいよ~
こちらこそよろしくお願いします。
哀しいラストシーンで笑う! なんて思わずに千穐楽を観られるのか・・・。邪念を捨てて臨みマス。
��うさみみさん
「粘性の高い液体」に一票です~
最初の観劇の時、赤い液体が試験管の8分目あたりで
止まっているように見えたんですよね。
持ち歩いててもジャバジャバしてないようだし、
その説、かなり納得!
��ゴンザちゃん
そうか・・・胃の中を心配するより、
口の中が発光する心配するのが先でしたよね。
もっと高性能の双眼鏡があればわかるのに!
義父からバードウォチャー用の借りようかしら。