ワダエミの衣装世界展@梅窓院 祖師堂 ブログはコチラ。12/25まで。
ワダエミさんの手がけた衣装を展示。
映画からは『HERO』『LOVERS』チャン・イーモウ/監督、『夢』黒澤明/監督、
オペラ『マクベス(2004)』、演劇『浪人街(2004)』、
新春ドラマの『里見八犬伝』
音楽劇『コーカサスの白墨の輪(2005)』
清水寺 青龍会の龍、装束、インタビュー映像。
唯一,触れていい『浪人街』の衣装、これ唐沢寿明が実際に着たのかしら~といいながらさすってみました。表は麻だけど、裏地が絹。
場内にあった舞台映像見てたら、水やら血のりやらが飛び散っているので、この衣装は何着も作ったにちがいありません。だから触れてもいいのかな。
映画や舞台衣装、ワダエミさんのつくるものは天然素材がほとんど。気に入る色が出るまで、何度も何度も染めを行うとか。色が鮮やかであっても、どこか落ち着いた感じもあるのは、天然だからかも。
一緒に見たゴンザちゃんと、着てみたい!と言いまくってみてました。素敵すぎるんだもん。
『マクベス』の魔女の衣装、面白かったです。
服は薄い絹で黒~グレーのグラデーション。顔には同じ布でベールをつけ、頭には骸骨。この衣装で舞台に出ると、幻想的になりそう。
あと、貴族たちの衣装が40着も同じデザインで、グリーン系のグラデーションで変化していくものでした。並ぶと壮観ですね。
『LOVERS』でチャン・ツィイーが着てぐるりの太鼓を長い袖で叩いていた場面の衣装もありました。映画でのイメージより、色がシックに感じる。明るいのに静かな色、というのかなぁ
ワダエミさんの初仕事は、夫の和田勉さんが担当した番組の予算がなくて、手伝ったのが始まりだそうです。・・・あのガハハのダジャレおじさんがねぇ、面白いものですよね。
実際に映画などで使われた布、6センチ四方のハギレのセットなども販売。スカーフは売り切れ御免。
そんな小さい布じゃなくて、衣装を着て写真撮るとかできたらいいのに! チャン・ツィイーのか、金城武が着てた青いのを着てみたかったです。
出口に「エミブルー」と呼んでいる深めの水色に染められたシルクがひらひらと風になびいてまして、触ることが出来ます。
さらさら柔らかくて気持ちいい・・・ 思わずゴンザちゃんと同じ言葉をつぶやいてしまいました。語彙すくなすぎじゃない?私たち。
それと、先月行ったのに気づかなかった。京都の清水寺の青龍会のためにデザインした龍、龍を持つ男衆、お清めの水をまく巫女さんっぽい人、奉行などなどの衣装が展示されてます。春と秋(4.・9月)にのみ公開されるものだそう。
実際の映像もあり、マネキンが着るよりも実物が着たほうがしっくりくるのがすごいなぁというところ。
「フェデリコ・エレーロ展」@ワタリウム美術館
1978年コスタリカ生まれのエレーロ氏。って、年下だったのか。ま、いいけど。
この方については何も知らないのですが、ま、見てみようかと入ってみた。吹き抜けの壁に直接描いた絵とか、ひと休みしてね、と置いてあるハンモックに大喜び。
ハンモック初体験~☆ ゆらゆらする感じがとても気持ちいいっす。家に一個欲しいよねぇ でも柱がないねぇ とまったりな二人でした。寝ていいよと言われたら、10分で寝れたよ。
あ、肝心の絵ですが。飛び散った真っ赤な絵の具が妙に緊張感をかもしだすけど、基本の絵はパステルですっきり目で可愛らしいものがほとんど。
架空の案内板とかを屋外などに置いて、写真に撮るという活動もしているそう。新宿御苑のような原っぱのなかの大木の前に「女子トイレ」マークを立ててるものなんか、面白かった。ここで目的を果たせたら、さぞ爽快でしょう。
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