2010/10/28

『エリザベート』10月-8 あいしてるぅ~

うぉー、祐一郎の表情も声もセツナイ! 手を軽く壁に添えてる加減すらも、たまらなく素敵でございました。



ここはシシィ、フランツ、閣下の三人がそれぞれの思いをぶつけていますが、それぞれに一方通行。
ああ、美しいドレス姿に放心してしまうけれど、これって不幸よね。



三重唱ですが、特に男子お二人がシシィの邪魔にならないように心がけて歌っているのが紳士ですね。祐一郎がソフトに歌うので、きっと禅さんも壊さないようにあわせているに違いない。



お前にいのち 許したために 生きる意味を 見つけてしまった・・・
お前しか見えない 愛してる・・・♪



さきほど久々に、ライブ盤(2001年収録)のCDを聴いてみたのですが、祐一郎も歌い方がぐっと変わってきたなぁ、感激でした。聴かずにおいておくのも楽しいものだわ。



最近の祐一郎さまは、とにかくお声がマイルドだと思います。優しいの。出すときはがーっと大きな声になりますが、さらに、より丁寧に、やさしく歌うことも増えました。



2010年の「愛してる」は、まさに一歩後ろから見守っている閣下です。いとおしさに満ちておりました!



さて、未だに「生きる意味」って何を見つけたんだっけ?と微妙に分からない歌詞。
ま、少女の頃の夢とかを封印して、皇后としての自分を受け入れたってことかなと理解しています。結局、後半はそれに疲れてくる姿が描かれますね。



閣下としては、皇后らしくしようとするシシィが、少し痛々しいようにも見えたのかなと、この日は感じました。別に閣下はシシィを苛めたいわけじゃないんだもの。愛されたいだけなのでー。



肖像画で有名な白いドレスのシシィになってご登場。所作のせいかなと思いますが、一路さん、涼風さんのお二人のほうが、この場面は背筋に感動のぞぞぞ!が走ってました。



朝海さん、瀬奈さんは美しいなと思うのだけど、おお!っていうのがなかったなぁ なぜなのでしょう。



階段下で、君のために譲ろう!と皇帝陛下自身が説得にかかってます。私は、その子(シシィ)は何もアナタに与えてくれない子よ!と必死に念じてみるが、陛下には届かない模様。



ヒーローみたいにシャキーン!と片手を高く上げる仕草、劇的すぎて少々・・・醒めます。出来れば、もう少しゆっくり目に揚げていただければと。





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