2005/10/08

『メゾン・ド・ヒミコ』

2005年 監督/犬童一心



オダギリジョー 柴咲コウ 田中冺 ほか



☆☆☆☆★(4.5)



もしも一人きりで観てたなら、きゃあきゃあ奇声を発しつつ観ていたにありません。ジョーに気持ちをすいとられたような・・・ あまりの美しさに打たれ、もだえ暴れそうになる自分を押さえるのが大変でしたヨ。はぁぁ 罪な人。



ジョー、実は貴公子? 白の王子と名づけました。指揮棒ふってる図は、リアル千秋(@「のだめ♪カンタービレ」)できる!と鼻の穴が膨らんだっす。ダンスシーンはかわいいし、どうしよう~ 私だって少年だって、目の前にジョーがいたら降参するに決まってます! 



でもって、三浦しをんいう所の(1コ前の記事参照)シャツがイン!も納得。シャツがインだよ~ 腰やらぴったりパンツが・・・ほほう。筋肉質ってわけじゃないのにきれいなカラダ・・・ ま、まぶしいです。映画館の暗闇の中で、にやける顔になっていくのを我慢できないのでした。



私の愛するシャツの着こなしと言えば、端正さではピアース・ブロスナン(007のボンド役)、着崩しではヒュー・グラントが頂点に君臨していました。



しかし初めてオダジョーが端正着こなしでトップ交代を果たしそうでした! いわゆる背広じゃなかったので厳正な審査ができなかったのだけど。あと、本当のトップになるにはもうちょっと年取ってからね・・・  たぶん着崩し部門でも交代可能だったと思うけど、今回はほとんどきっちりイン!だったからな。胸(胸板)で着るより、肩で着てるのがスキ。



西島秀俊と並ぶと王子揃い踏みって図で、私の脳内では大変なコーフン物質が出ていたと思われます(並んだ場面のセリフがさぁ もう~)。肩幅がしっかりあるのに、恐ろしいほどの小顔なので、相乗効果となってさらに王子様なビジュアルに。柴咲コウより小さそうだった。手も指が長くてキレイだったよなぁ 死角なし・・・? 



あ、映画の話か。小さなお話しの映画を久々に観たけど、いいものですね。感動話にしないのもいいし。ジョーのフェロモン撒き散らし映画ではあったけど。



柴咲コウ、強気だけどいじらしい役で、可愛らしいくもありました。最後まで、彼女に近い目線で映画を観てました。



後半の田中冺はほとんどセリフもなく寝ているだけなのに、意思力をみなぎらせている人でしたねぇ。前半の歩いている場面、さすがの美しさでほれぼれ。ほとんど動かないベットの上の赤いマニキュアの手がキメキメでした。存在感。



 ・  ・  ・  ・  ・  ・



映画はドカンドカンな娯楽大作系をよく観ますけど、こういうのも嫌いじゃないんだと再確認しました。ラストに希望があるものなら、好きってことかも。ただ、小さな映画館(単館系)で上映すると、映画館を選べないのが困る。



今日は池袋のシネマサンシャイン。画面は観にくくはないけど、扉のすぐ側だったので1階のゲームセンターの音が聞こえてガッカリ。防音をしっかりしてほしいものです。さらにトイレに立つ観客が多かった・・・何で? 隣の席の男は鼻息が荒かった・・・何で!? 



1 件のコメント:

  1. こんにちは。
    オダジョーのステキさったらなかったですよねー。
    まさに王子様でしたよね。
    >王子揃い踏み
    にも納得です。
    TBさせていただきましたー。

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