2011/04/28

『レ・ミゼラブル』4/16-7 ファンテをつつむ愛

知念ファンテーヌに優しく、優しく語り掛ける祐一郎バルジャン。以前はジャベールを気にして、ささっと立ち去ろうとしてましたが、今回はそういう素振りがありませんでした。



静かに、ファンテーヌに語りかけ、しっかり見つめ、抱きしめてました・・・・ 何て優しいの!



これはもう父性愛なのかなぁ 義務や責任感から出た行動だけれど、この時点で大きな愛情がバルジャンの心に溢れてきているようです。



守ろう、私が♪



本当に、全身全霊でコゼットを守り抜きましたものね。



うわーーーん。



ファンテを抱き上げるとき、そんなに大変そうじゃなかったのが安心。祐一郎の腰が心配で。軽いファンテで良かったなり。



ベッドの縁に腰掛けて、ファンテの手を包んであげてる、そのお姿。横顔。
素晴らしくステキで、またもポワーン。自分の手まで暖かくなったみたいな気が(妄想パワー)。



■KENTAROジャベールとの対決


うーむ、こりゃ向き合った段階で、祐一郎の勝ちでした。頑張れKENTAROジャベ。
丁々発止(翌日の禅ジャベを観て、すごく良くわかったのですが、こちらは本当に丁々発止、いい掛け合いで震えました)のやり取りとまでは、さすがに行かず。


向かい合って立ってるだけで、バルジャン優勢なのが明らか。体力的にはバルジャンが勝つだろうと本人も言っているものの、お前はクズの24653!と蔑むジャベールの怒りは、バルジャンのコゼットを保護したい気持ちとは、互角にぶつかり合っていいところです。


という点で、気合負けだったかなぁという印象でした。


ジャベールと素手で戦う場面、最後にジャベールの背中をドンと殴ってノックダウンさせますが、ジャベの背中の30センチくらい上でチョップ繰り出しただけで、倒しちゃってました!
気功もびっくりのバルジャンチョップねー。すごいわ。


■テナ夫妻との対決


阿知波さんの椅子に押し戻すの、足を引っ掛けてぐいぐい押さえつけてます。あのバルジャンを足で押さえ込むとは、実はすごいのかも、女将さん。


三波テナも歌がぶれず、とってもいい合唱で、夫婦相和。


お金の交渉もまどろっこしいなって顔で、早くコゼットをここから連れていくんだと決めている態度で、さっとコゼットと出て行きました。
私の子だ。の言葉に込めた決意、優しく話しかけているが、肩にかけた手は逃亡者となってもどうにかしてこの子を守る、と決めた力強い手なの。とても優しくて、大きな。


リトコゼちゃんもくるーっくる回してもらって、やったぁ!な感じ。その大きな人がお父さんだよ、幸せにおなり!



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