ハクナマタタの後半、気に入った方言フレーズはこんな感じ。
T:イボイノシシのおならは“わや”だ。なんまら臭くてみんな倒れたぁ
P:こっぱずかしいわーっ
T:ほんとだな!
P:・・・名前変えようと思ったっ
T:したけど、中身は変わらんべ
P:死にたくなったぁ
T:もう、わやくそだ! ・・・いい加減にすれ、臭がられても気にしなきゃいいべや
【シンバ、元気に歌って。ここに住んでるの?】
P:おケツが休まさるとこが うちさ
T:ぼんず、良く聞けや。俺たちと一緒にいたいなら、おんなじもん 食わないばなんないよ。ここはさ、虫のコッコがなんまら 取れるんだ。
虫のコッコだべや、何にみえるのさ。
シンバ:きもちわるい!
T:なんもさ、ザンキみたいな味だぁ
P:ねっぱるけど、うまいしょ
T:いやいやー、こりゃ珍味だぞ ・・・歯ごたえ、わやだぁ
・・・がっつしクリームつまってる! なんぼでも食べらさるんだな、これが
シンバ:ねっぱるけど、うまいっしょ!
■爆笑のうちに、やりとり終わり。で、颯爽と田中彰孝シンバ登場。1幕終わり。
客席、すっごく温まって、にこにこ笑顔が広がってました。方言パワーすごいっしょ、ですねー。
最後にびゅーっとシンバが大きくなって出た時は、一瞬、「??」ってことになったのも、素直な反応で面白かったです。でも、すぐ気がついて拍手が沸いてました。
方言の解説メモ、以下に書いておきます。
「わや」って、なんかもう、とっても大変な感じなの!という意味です。
例:忙しくて、アタマのなか わやだった/大雪で、わやだ/混んでてわやくちゃだった/家の中がわや(片付いてない感じ)
というように使用。「わやくそ」、となるともっと大変な感じに強調です。
「こっこ」 こども。モノに「コ」をつけることが多いかも。
例:缶コ(缶)、身ッコ(カニの身とかに使う、カニの身っコ)
ぼっこ(棒のこと。ミトン型の手袋は、ぼっこ手袋という♪)
「ねっぱる」 ねとねとしてる。 ちなみに、腐ることを「あめる」と言います。
「したっけ」 そしたら、という意味で。じゃあね~の意味にもなります。例:したっけ、バイバイ。
「あっぺ」 反対、逆。
ついでに「つっぺ」だと、栓。例:鼻つっぺしとけ=鼻に栓しとけ、です。フフフ。
「~さる」 可能をあらわす。例:休まさる=休まる。書かさる=書ける。
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