2009/07/17

TDV7/5初日-4 その右手は何?

いま思い出すだけでも、10分は笑ってられる。そんな祐一郎を見たのでした。

2幕のフィナーレ、直前の伯爵は「抑えがたい欲望♪」をそれはそれは素敵に歌ってらしたというのに!
教授が「ショウタイムだ!」と気合を入れたのち、ダダダダダダダ・・・・♪ダーン♪と劇場はまさに舞踏会会場。舞台奥から一番上に伯爵様を乗せた階段部分が、ずずーいっと前に出てきます。

初日の祐一郎@クロロック伯爵は。
左足は階段、左手も軽く階段手すりあたりにかけ。

右手は!右手がー!

やぁ!

あのー、ライト当たったときには、右手は上がりきってたので、用意して待ってたんだと思うの。田中角栄の銅像のように右手を上げてたんデス。そりゃ角栄よりは、ずっとカッコよいポージングなのですが。あ、古い例えでゴメンね。分かりますかしら?

初演のときも、カッコよく登場してたのでわくわくして待ち構えてたら、「やぁ!」って出てきたので、ウケたわー。
3年前は、左側は同じ形だったけど、右手はさりげなくカラダの横に下ろしていたはずです。足を階段に乗っけてるだけでも、ネタにできるくらいおかしかったのに・・・っ 昭和の映画スターのようでしたもの。
伯爵様ったら、3年の間にずいぶんと、くだけたのねぇ 

しかもですよー。
お城の階段はリフォームされてて、くびれが2箇所になって距離も長くなってるんですよね。で、最初のくびれ部分はセットのつなぎ目でもあるようで、ここを通るときに、

ポールダンサーのように、くるっと半回転されます!
(といいましても、単に棒を軸にして、きゅっとカラダの向きを変えるだけなんですけれどもね。これからご覧になる方は期待しすぎませぬように。
だけど、操り人形とか、ロボット疑惑の消えない我が祐一郎とすれば、こんなに華麗に方向転換するなんて、大事件だったのだ)

ちなみに、初日から4日間、マチネで見てたところ、翌日は
○下にしていた手を徐々に上へ上げた。最終ポーズは初日と同じ「やぁ!」
○7日、右手はジャケットの前身頃のはしを掴んでました。1幕ラストの登場の片手版。
○8日、7日と同じ。

最近はどうやってご登場してらっしゃるのでしょうか。試行錯誤なのか、単に気分なのか(気分はないか・・・・ないよね?)
どんなポーズでも、キマってますよ! ますが、片手あげるのは政治家みたいなのであんまりお勧めしたくないっす。ふふ。

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