■初日は泉見アルフ&知念サラで、私の09年TDVはスタート。
まずは劇場内アナウンスで、「洋平くーん」な気分をご本人が盛り上げてくれますねー。「もう一度!」「アルフレイト!!」って、文字だけじゃ再現できないのがもどかしい。
とっても可愛らしくアナウンスしてくれます。言うこと聞きましょう。
おおっ 吹雪の中を寒そうに肩をすくめて、チョコチョコ走ってくるのは洋平くん! 「心配なんですぅー♪」の「すぅー」がきれいな高音だなぁなどと思いながら、そして久しぶりに目の前で上演されている『ダンス・オブ・ヴァンパイア』に感動してました。
そうそう、このへなちょこアルフレートが可愛いんだよねぇ
■今年の汗はどうでしょう。
最前列から見ていた日、それは落ちた・・・・汗! 滝のようって、本当に間違いない例えだわ。
サラがクコールが持ってきた赤いブーツを手にするあたりで、すでに「ぽたぽた」って音がしてそうな勢いで汗でした。顔にばかりかくワケじゃないですよね。ってことは、衣装の中も汗だくー。靴も暑そう。仕草は寒そうなのに、汗が噴出しているの。またいつかマイクが死亡するかもしれません。
■「サラ??」
Ah Ah Ah~♪ 2幕、サラのお風呂シーンのあと。恋する気持ちをピュアピュアで歌い上げた洋平くん。やはり上手いです。聴かせまっす。
どうしても、イチニノサーンの3でハンマーを打ち下ろせないアルフだけど、それ以外のところは良い気が。素直で誠実そうです・・・よね。ハンマーくらい打てなくてもいいんじゃないかしら?
で、続くヘルベルト様のお風呂シーン。Ah Ah Ah~♪の声に引き寄せられてバスルームに近づきますが、2度目のAh Ah Ah~♪を聞いたあと「サラ?」とかなりいぶかしんでいる表情と声のアルフレートでした。すごいすごい。3年前はすっかり騙されてたのに!今年はオトナになったのねー。
ヘルベルト様とは。
さぁ~♪と手を取るヘルベルトに嫌々ながらも素直に手を出してしまうの! 女性のようにダンスのキメ☆ポーズされたときも、いやだぁという表情だけど、我慢。その表情が良いんですよ。考えないでおこう、とでも思ってそうな、微妙に人形みたいな表情になっちゃってます。
ついに「モウダメー!」と襲ってきたヘルベルトの口に本をつっこませ逃亡。いやだいやだーーーっと叫びながら1階席の通路を小走りに逃げてきます。何で!?とかも呟いてたな。
■教授との関係
これからって感じでした。洋平くんは自分でセリフの応酬のリーダーシップを取るってタイプじゃないようです。
禅さんも、立場的にはリードしていくはずですが、ぐいぐい引っ張ったり自分の見せ場にしちゃう強引な方ではないので、うっかりすると遠慮し合っているような雰囲気でもありました。
へなちょこアルフレートに向かって「最近の若いやつときたら!」と言うのって、市村さんだと実際のキャリアとも重なるセリフなので、言うほうも受けるほうもそのまま使えたのだけど、禅さん、若いですからねー。しかもでしゃばりでもない。
今までの教授像ならば、年長者の教授らしく偉そうな雰囲気で十分だったんですが、禅さんにはうまくはまらないかも。年配者らしい扮装なのですが、動きがきびきびしてるので、この人いくつ位のひと?って混乱しかけます。
なので、偉そうな教授像じゃなくって、研究に一生懸命なあまり怒ることもあり、くらいの人物設定がちょうど良さそうです。
そこに、へなちょこアルフレートが関わると、研究バカ二人組みになれますよー?どうでしょ。
■誘惑されまくり
2幕のコウモリ伯爵パート2、「誘惑するのか!」と教授はコウモリ伯爵と闘ってくれてますが、伯爵の言うとおり「するまでもない彼はもう私のもの!」でした。
泉見アルフレート、ぐるぐる幻惑しちゃってて、目がどこ見てるのやらという様子。大変だー。私もかなり誘惑されながら観てると思ってたけど、アルフレートの誘惑されっぷりには負けてたと思います。
■フィナーレでは、いきなり「ヨーヘイ・イズミ」な感じで。
あああ!まぶしいよーう。 並んで踊っているとそれぞれの個性が分かりやすいです。
ヘルベルトな圭吾さんは、あくまでも「ヘルベルト」らしくエレガントさに、力強さが加わってます。が、泉見くんは、「あなたはアルフレート?それともヴァンパイアになったらいきなりイケイケ? 実はすっかり洋平くんなの?」と私を大混乱させてくれる、キラキラ笑顔に芸能人ダンス(何ていうの?ジャニーズっぽいのね)。眩しすぎなのでサングラス下さい・・・・
ですが、フィナーレのあとのカーテンコールの時は、キラキラ☆度が抑えられて、俳優・泉見洋平でご挨拶なんでした。こりゃ面白い。
そんな泉見くんは私よりお兄さんの30代後半。まだまだいけるよ、青年役。おそるべし。
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