2008/11/18

『エリザベート』11/11-12 4 私から逃れて♪

シシィが王家に嫁ぐまで、ココまででひとくくりな感じ。結婚式は転機ですものね。



舞台上でお着替えするシシィですが、この時のルキーニとTDの無駄のない動きがけっこう好きです。今までお話しまくってたルキーニがとても有能な執事のように見えるというか・・・リボンの首飾りをしゅるっと取る動作も、私のキュンキュン☆スイッチが鳴るんですよー。でへ。



ルキーニは、さらに上手のドアへ行って、人形みたいになってるフランツを連れて来ます。ここのフランツ、操り人形っぽくてコワイ。



■不幸の始まり
教会の鐘の音、あ~あぁ~♪のコーラスが不安を呼ぶ。巨大トレペのよう・・・と美しくない想像を毎回止めることができませんが、TDたちが一生懸命に結婚式の参列者たちをぐーるぐるに巻いてます。



誰ひとり知らぬ帝国の滅亡♪ 祐一郎トート、怖がらせるんじゃなく、冷静で余裕たっぷりに軽く歌ってくれました。やるなーっ



閣下、赤い司祭のマント着てるのがチラっとだけ見えますが(振り向いてお帰りになるときが見やすいか?)、もうちょっと見せてほしいのよー。コスプレ閣下、その1なのに。



エリザベーーート!の最後のコーラス、コワイんですが、びりびりして好き。面白い手の振り、これはどこで見せればいいのか(見せる場所なし)と悩みつつ、自宅で両手を振る振る~ 



アーッハッハッハッハ!! お、今回はあまりキイキイした声ではなくなったんですね。やはりよ、ゆ、う、って感じがします。



■結婚式のワルツ、結婚の失敗、死の時のワルツ
ぶっ潰した!皇太后陛下とも思えぬお言葉だと友人はびっくりしてたらしいです。言われればそうですね、なかなか庶民的なご発言かも。



パパと皇太后の口げんかシーン、短いのに、この先の二人をご両親は良く分かってるなという場面です。
恋は盲目、フランツは選び違えた~♪ マザコン皇帝~♪
↑いやー、このやり取りが正直すぎる言葉の応酬で面白い。メロディも良い!



フランツがさくさくっとシシィの手を離して別の人(誰でしたっけ・・・)と踊りはじめ、シシィの相手がいなくなり、あれれと思っていると結婚式のワルツのはずが、気づいたらTDとシシィだけになっているココ、何度見てもうまく出来すぎてる・・・と拍手したい。



TDの衣装、裾がドレス風なのも両性的で色っぽいうえに、この場面ではうまく使ってますよね。騙されたぁ~に近い気分を味わってマス。



■最後のダンス



ぽーん、じゃん♪、と音楽が一瞬止んで、うひゃぁトート閣下がするすると下手側からお成り~。閣下テーマメロディ?も流れます。この時点で、よろめき度200%くらい。
黒い衣装の閣下が、戸惑うシシィの手を強引に掴んで、これまた強引にワルツを踊る。いやん、黒と白だわ!照明がもっと幻想的だったらキレイでしょうけど、とにかくここは死の影・・・なのかな、照明はキラキラじゃないんですね。
ぶんぶん動かされるシシィを見ると、閣下のパワーの強さを感じます。



あなたは陛下を選んだ、私から逃れて♪
もーーっ、「陛下」って閣下が言うのが面白いんですが、しょうがないのか。フランツ、とも言いにくいしな。
あとー、陛下の腕に抱かれて♪ と歌いながら、閣下はご自分でご自分をカラダを抱きしめますよね~ ね~っ 私の脳内では、黄色い悲鳴が上がりまくり、血管が広がってくらくらですっ。 微妙・・・に足もクロスしかけてる気が。でもコーンンのあまり記憶に自信がないので次回確認しよう。出来るかしら・・・



あ、ついつい祐一郎を凝視しててあっちこっちTDさんたちに翻弄されているシシィが目に入りませんでした。反省して二日目はもう少し見れました。少しね。
うん、やはり涼風シシィは死の影から逃げようする、健全な健康的な反応をしてくれます。とても好ましい。陛下はどこ?って、叫んでるに違いないです。可哀相に!



という間に、閣下のボルテージがじわじわ上昇してきたわ!
最ぃ後のぉ ダンスはぁ~俺のものぉ~! 
自信満々ですねー、そりゃ人間はいつか死ぬので、閣下とダンス踊るでしょう、とか言ってはいけない雰囲気です。お前は俺を愛するようになる、だなんて手下を連れて真顔で言うって、すごいわ、さすが帝王~



あ~あ~あぁぁ~♪、俺、さぁぁ~♪
うーん、バッタン(椅子に座ってるのがたいへんでしたよ!ホントは床に丸太のように転がってるくらいでしたー!)。
あぁぁ~とだけのほうが、むしろ、ますます!祐一郎の声の魔力が発揮されるようだ。視界が小さく揺れているのは貧血?目眩? 幻惑されてるのだな。私のカラダ、いやいや、細胞がシアワセで震えているのよ~



階段の上で足をがばっと開いてお立ちになり(下半身の筋肉使いそうな体勢です)、両手も大きく開きながら「最後のダンスは俺のものー」とお歌いになる閣下。そんなに強調しなくても、大丈夫だと思います、と私は思っていますが、閣下は何度も呼びかけるのでした。
踊るさだめ、のとこはわりと素直にさぁだめ~♪と歌ってました。気分によっては、引っ張ったり?でしょうか。



えー、で、さぁぁ~♪のときのよっこいしょ、の動きは2006年の公演に引き続き拝見いたしましたよ。気合一発、閣下の思いのたけをシシィに投げつけてやった・・・のか? 
意図するところが未だに掴みきれないこの動きですけれども、私は閣下に付いて行きますよっ どこまでも、追いかけていくわ~♪



ついで、さぁ~と、投げたあとの手がひらひらと動くのも見逃せませんね。ダメ押し?



この時点で、S席の分は頂きました!とテンション最高潮。このまま死んだらさぞシアワセだろうと思う。死にたくはないけど、死と乙女・・・の詞も思い出すような気分にすらなります。はー。



祐一郎さん、動きがどうのとか、いろいろ言ってしまうのだけど、でも、つまるところ、とても惹かれているんですよ。理由とかいくつ挙げても、本当のところは言えないのかも。魂が!とにかく、魅力に参りまくりっすよ。ホヘー。



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