マキシムは領地のことなどで忙しいのねー、ちひろイッヒ、ひとりマンダレイを知ろうと彷徨ってるようです。
ファヴェルがねちっこく去ったあとのレベッカの寝室。見上げる仕草も、本当に天井が高いので広いお部屋だろうなって気になれます。
■まさに語るにちょうどいい部屋にて、D夫人のレベッカ語りがスタート・・・ コワイよー。
それまでは感情を出さないメイド頭として怖かっただけだけど、どれだけレベッカ様がすばらしい方か!という押し付けとうっとりと高揚感。
「あの方のナイトガウン・・・♪ きれいでしょう♪」
D夫人が顔に当てる仕草を見ると、尋常じゃないご様子に、私のハートは恐怖と官能的な奮起でドキドキ。
身も心もレベッカのモノってくらい、崇めているのが伝わってきますね。
しかも泣きそうな感じで歌ってるの! 別に声を震わせてとかじゃないんですけど、D夫人の心が震えてるんだって感じるように歌うのです。シルビアさん、すばらしいわ。
「この手は覚えてる・・・滑らかな手触りを今も
全てが完璧 あの方こそ 生まれながらの女王」
ガウンのときは、そういうのもありかなとギリギリ誤魔化せそうですが、ココはもう、非常に官能に訴えてきます。
ぬくもり、手触り、とレベッカの肉体はD夫人の言葉でまざまざと甦って、イッヒの心に入り込んで行きますね。ひいい、もうその女は死んでしまったのに。
またココを歌うシルビアDのうっとりした感じがいいんですよ。私が仕事中に祐一郎を思い出して記憶が飛んでいくのに近いと思うわ。だから分かるわよー。それ。
■有無を言わせぬ朗々としたレベッカ様語りに聞き入っていたら、ふと目線を引いてみると白いものが・・・カーテンに。
クリエでは投影されてなかった、ぼんやりとした白いドレスの女性がカーテンに映し出されてました。
この投影された感じ、あまり好きではなかったなぁ B席から見下ろすからよくなかったのかもしれません。下から見上げると、イッヒ&D夫人の向こうに大きな白い女性がいるって構図になってたのかな。
でもって、全てが完璧って! なぜD夫人がここまでレベッカをまさに崇拝レベルで見ているのかー、悪い男にだまされた過去でもあるのか(想像できませんが)しら・・・
レベッカって男の人をコケにするの、好きそうだしね。
D夫人はレベッカを求めるあまり、死んだことは知っているけれど、体・根源的なところで認められなくて、D夫人も彼女の不在で苦しんでるのです。
ただ、この時はまだ、かわいそう!などとはちっとも思わずに見てますけどー。あまりのことに驚いて逃げていくちひろイッヒ。仕方ないよ。
■シルビアD夫人、歌声に余裕が。
クリエでは怖がらせようとしてか?低い声で脅しながらという印象でしたが、今回は100%で力むのではなく、80%くらいでも充分に狂人ぽくなれることを証明。
力みを感じさせないで歌うので、その分、D夫人も激しく力まずとも、イッヒを再起不能にして追い出せそうに思えてきます。
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