「アメリカン・ウーマン♪」では、輝く寿ひずるさん@ヴァン・ホッパー夫人を見たいのに、下手の奥で大きな人が楽しそうに踊るのも見なくちゃいけません。目が忙しい。
■V・H夫人が着くなりマキシムにハイって手渡してるのは何
お花なのは分かるけど、最後はまた夫人の手に戻るので、お土産でもなさそう。仮装の一部なら持ってればいいのに、素敵なイギリス紳士と踊る気満々だから、着くなり手放したのでしょうか。
■後半の重々しさの前に一息楽しい場面を。
NYから来たの!を分かりやすく自由の女神風のV・H夫人にー。赤と黒で激しいわ。毒花のよう・・・こほん。
アンサンブルの方たちも、全体的にこってり度が高まってますね。前のほうが学芸会の「仮装」っぽい雰囲気がしたような。
帝劇版は、ゴージャスに格上げしたようです。このままマスカレード♪と歌い始めても良さそう。
アメリカンの標的になるジュリアン大佐も、重厚感がある衣装になってました。やはり前のほうが、素人仮装っぽくて個人的には好きでしたけど。
イッヒとマキシムが結婚するときの、夫人の反応がクリエ時には忌々しげ、にさえ見えたのが、今回はアンタもやるわね!ワオ!という応援してるようにもみえてまして、それがこの場面でも、元気で人のいいV・H夫人というキャラになってます。
階級社会のイギリス人たちのなかで、「お金持ってるわよ!」ってあっけらかんと言えるって、気持ちいいくらい。イッヒに続け!
元気よすぎて浮いている夫人。イギリス人とアメリカ人の差、として受け止めるくらいがいいのでしょうね。
ただ2回見たなかでは、ひずるさんの元気が足りない気がしました。コンディションの問題か、舞台が暗いからか。衣装の赤黒とあいまって、薄暗かったのよねー。
でも、楽しいひずるさんの場面、楽しみましたよ~
■フランクまで「わたしをみてー!」
海賊衣装のフランク。だってそれさー、フック船長!(「ピーターパン」でのフック船長役、禅さん素敵でしたー)
フランクを見つけて、仮装してないホスト・マキシムが近づき、楽しそうにお話。
マキシム:海賊の帽子があるなら被れば?
フランク:あるんですよー、こんな感じ!
マキシム:あはは、似合うね!
フランク:そーですかー??
という感じかと。いくら舞台センターでひずるさんがレビュウショウ開催してても、やっぱり気になる二人。ビビビ。
佳境にはいるショウの下、二人はリズムを取ってゆらゆら揺れてますー。このあたり、マキシム役からちょっと離れてますよね。普通に笑ってる祐一郎さんにしか見えません。
タキシード姿でゆったりリズムを取ると、昔の東宝スター☆みたいだわ。素敵。
楽しそうな様子を見るのは嬉しいのですが、マキシムってこんなに快活に笑う人だったのね、と思っていいのか悩むのでした。
意外と、パーティー好きの設定だったりしますか?(しない・・・ね)
結婚してくれ、のあたりのウキウキを思い出してるのだろうか? でもねー、ボートハウスの場面もあることだし、急にラブリーモードになるのって変だよなぁ ムムー。
それはマキシムとしてきらきら笑っているの?と混乱してるままに、イッヒの仮装を見て急に「マキシムお怒り」モードに入るのが、何とも。ええ。置いてけぼりされた気分です。
笑顔サービスコーナーだと思うことにして、楽しんでみました。こんなんでいいのかな・・・
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