ここよマキシム!
とか言ってみたいものだ。→祐一郎さんに探してもらいたい希望・・・
「おーい」って、イッヒの名前がないのでこうなっちゃうんでしょうけど、日本的というか。「おーい」と言えば「お茶」では? 妙に家庭的な呼びかけだなって思います。ちょっとね。
■怒りんぼマキシム再び。
まず私が確認してたのがトレンチ。
トレンチコートの着こなしについて、変化したかなぁというのが気になってたのです。
鋼鉄製かと思われるくらいに動きの出ない着こなしを見せていた、クリエでのマキシム祐一郎でしたがー、
ん? 素材変わったかも? ドレープが出てますよ! 裾も動いてるんじゃないかしら?
コレくらいなら、おじさまのトレンチ着こなしとしてOKです。いいねいいね。
お帽子の被り方もちょっと良くなった気がしてきました。これは気のせいだったかもしれません・・・が、トレンチが良かったので一緒に良くなったように思えたのかも。
■東京公演千秋楽を観た、お友達から楽しいお便り■みなさまにも。
搬出される荷物のなかに・・・
「山口祐一郎丈トレンチ(大)」
と書かれた箱があったそうです・・・
キャー!!
見たかった、それ見たかったよ!メール読むたびに笑い転げてます。わざわざ(大)って書くところに、衣装さんの気合が入ってると思ったよ。
うんうん。大だよねー、あれは並みの人には大きいのねー。着てみたいわぁ(私は(小)、153cm 引きずっちゃうか)
■うつむき気味にズドドドっと下手ステージ奥からやってきて、ボートハウス前のイッヒを見るや、ぶちっとキレてしまいました。コワイよ。
そのままの勢いで、ボートハウスの入り口をチェック(ヨシ、閉まってる!)。バシ! 呆気に取られるイッヒ。
なんだか分からない剣幕に驚きながら、普通の会話にしようとするイッヒと、スイッチ入ってるマキシムとの噛みあわない感じ。心がイタイですね。
気分が悪い! ってさ、ダーッ(小屋なんか壊しておきなよ・・・ねぇ。か、穏やかに言えばいいのに) しかも、とりなしたいイッヒを手で払いのけちゃうのよー。ヒドイ!ヒドイ!
そんな目で私を見ないで! こんな悲しいセリフがあっていいのでしょうか。しくしく。きっと憎しみや怒りで顔がゆがんでたのよ。信頼がないと感じたのかもしれません。
当然、悲しくてマキシムの前から逃げていくイッヒ。これ以上怒ったら、どうなるか分からない!
■神よなぜ♪
去っていくイッヒをくるっとターンで追いかける体制で、ストップ。ああ!
間に合わないし、後ろ姿を見て自分が何をしてしまったのか反省ー。腰もぐいと入っていて、キマってるよ、祐一郎っ。
そこに指揮の西野さんが、ズジャズジャジャジャ♪ 超サスペンスなメロディ(D夫人の歌「レベッカ」の冒頭と同じ)をがつーんと入れてきます。ここ、かなりコーフン度が上がるわー。作曲家リーヴァイさんがニクイ。
半身後ろを向いていたマキシム、ぬおおおって感じに客席に向き直り。あ、お帽子で表情は見難いのよねー。
短めな曲だけれど、すごい情報詰まってますよね。
最初に反省「なぜあんなにも責めた」
子どもの頃のマキシムまで想像させて「この波は子守唄 癒されてた」
イッヒの愛「彼女の愛に 賭けてみようとした けなげな瞳が希望に見えた」
そうだったのか・・・ レベッカはどうも評判とは違う、で、癒されたかったのね、と。だからイッヒのような子と、新しく生きなおしたかったのか、と。
観客には、マキシムがレベッカのことを愛してるとは思えない決定打な場面でした。イッヒは気づけないですけど。
マキシムにはマキシムの深い傷があるんだな・・・と気になってしまう。
「今立ち向かえたら」の「今」のとこ、「今!」と叫び気味、
さらに握った拳をパン!ともう片方の手のひらに当てて、そうだ、今!と・・・・ これは歌詞と動きが決まってたんだね。
ラストの「ああ強くなろう 過去など乗り越えて」には、マキシムなりの決意が見えて良かったです。
言葉も伝えなくてはいけないし、テンポも速いので大変でしょうね・・・
ふふふー、でもね、祐一郎の動きがロボットじゃなかったの!なかったのよ!
この日はね、歌ったぜ!のポーズじゃなくて、苦悩するマキシムの心の叫びとして溶け込んでおりました。
(ちなみに、前日昼公演でも同じように感じたので、クリエよりも表現が深くなったのだ、と思います。素晴らしいわ)
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