2009/10/26

『レ・ミゼラブル』10/15夜-7 スター☆

バルジャンがコゼットを引き取って9年経過。



ベガーたちが迫力ある登場、そして元気なガブちゃん(春口凌芽くん)が「それで貧乏なのか!」と・・・ひー、ごめん。そちらの貧乏は根性入ってそうです。



坂本エポ、可愛い感じが少し抑えられてて、なかなか好感触。わりと苦手なエポだったのですが、もしかしていい感じに。女の子としての部分はそのままに、不遇な雰囲気が出てます。



あ、泉見マリウス。あ、坂元アンジョルラス。



小柄な組み合わせの日。泉見くんの真摯な表情が好きー。物静かな青年なのかな?って思わせられました。真剣に社会を変えようと思ってるようで。



今回観れた日を思うと、一番思考度が高そうなのが泉見マリ。年の功か?
あわてんぼうで一生懸命度が激しかったのが、藤岡くん。
微妙に余裕でたのね・・・という感じで、いいけど歌のうまさが先にでちゃって惹きつけられないかも・・・が山崎マリ。
でした。育三郎、私には男気が足りなかったのー。



みしみし鳴る大きなセットが動いてくるのを観ると、うおぉーっと血が昇りませんかー? 高いところは好きじゃないので、役者さんたちスゴイよと素直に感動。あんなミシミシしてコワイ。



■ごめん、気づかなくて~♪



菊地コゼット、白髪になったパパ・バルジャンと。うーん、かわいい。
エポを追いかけようとしてコゼットにぶつかってしまうマリウス。



じっと見つめあう二人。



に、すかさず割ってはいる祐一郎バルジャン! 
これまでになく「ウチの娘にお構いなく!しっし!」って態度でしたよ。どうしちゃったのかしらん。お年頃で心配がつのってたのか。
前は、ああどうも、でも大丈夫ですから(お構いなく)。くらいは礼儀ある態度だったのにぃ
パパ性が強い日だったようです。



白髪の方、2人目はジャベール。



ロングコートが重々しく、恰幅まで良くなっているように見えました。経験も自信もたっぷり。だからって「ミミズ、ウジムシ~♪」と言わなくても!ミミズは大事なのよー。



相変わらず、正しい仕事に正しい報い・・・って標語のままに、心の奥に怨念を宿しながら生きているのですね。



さぁ逃げていけ・・・♪



おおっ とても美しいお声。星の動きのように間違いのない日々を送るジャベ様、あのバルジャンがすぐ近くにいたと聞かされたにも係わらず、案外冷静なのねー。



よゆうー。



だってそれは、脱獄囚にはその報いがあると信じているからさ。一ミリの迷いもない。人生いろいろって思えたら、あんなことにはならないけれど。
今は自信300%のジャベ様は、お星様と神にわが身の間違いのなさをアピールし、「ぶちこーむぞぉー 鉄格子~♪



岡ジャベの声量の豊かさに驚き。
そりゃ前から岡さんが素敵声なのは存じてましたが、余力ありそうな声量にびっくりです。すばらしい。祐一郎以外で、声量と美しい響きに圧倒されることはなかったのに。



観劇遠征も祐一郎を軸にしちゃうと、見損ねちゃう作品も多数。岡さんは見逃しちゃいけない気がしますねぇ もう少し気にしておかねば。





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