ぎゃふーん! ほぼ唯一の自然な笑顔シーンですもの。もしも劇場でなく、おうちでDVD鑑賞してたとしたら、間違いなく一時停止・・・・
なぜって、それは彼が素敵すぎるからですっ
息を整えてかからねば、あの小首傾げた祐一郎に持ってかれちゃいますよー!きゃーー!
これまで、そして今後のバルジャンの闘いの人生のなかで、ここ!
コゼットとの出会いの場面は、最年少・ミゼラブルな子によってもたらされる素敵な笑顔の場面なの~♪ ほかは苦悩しちゃってるものね。
■三谷&森テナ夫妻
三谷さん、07年よりも間がよくなりました。
帝劇サイズの間に慣れたのだと思われます。「宿屋の主人の歌」では、客席も楽しく手拍子で参加できたし、表面上のニコニコの裏に、なにか反社会的なものを感じさせる強引さを隠しているよう。いいですねー。
奥様が森さんだったので、そこは安心してー。ますますの胸の谷間に私の目は釘付けでしたよう。胸?かな?というくらいの豊饒さ・・・・こほん。
別の日の駒田テナのときに気付いたのは、指揮の塩田さん。「便所など2度入りゃ5パーセント上乗せだ♪」で、左手で「2」「5」と指を出してるんですね~。うふふ。楽しそう。
ウチでも遊んでみました。ぽかーんとされましたけど。2回で5%上乗せって!暴利!暴利!
■育てて行くと♪
うーん、キレイな声。宿屋のテナ夫妻に言って聞かせよう♪の祐一郎は、非常に演説風の立ち方で大仰~微妙にマキシムを彷彿とさせます。
「約束をした 育てていくと~♪」の伸び方がキレイですよね。うっとり。
ファンテとの約束を果たす、の一念でやってきたバルジャンが、コゼットに出会ったときに何かが心のなかにぽわんと生まれたんだと思うのです。
「妹の子が飢え死に」しないようパンを盗んだバルジャンですから、幼き者への保護者としての気持ちって強いのでしょう。
「私の子だ」は、今までのバルジャンの越し方が凝縮した言葉だなぁ 生半可な気持ちでコゼットに言ったのではないって分かります。
コゼットも、見ず知らずのおじさんに私の子って言われた時に、頷いてしまった本能的な感触があったのか・・・
どう見てもテナ夫妻よりは大事にしてくれそうですけど、バルジャンの誠実な態度は子供にも通じたのねー。
■立ち上がれません。
「これで悲しみを・・・」←いつもこのセリフに感心。オトナ語だなぁ。
と、お札をテーブルに置いて立とうとするバルジャンを
森テナ妻、全身で阻止!
足も絡めて(実は絡んでないのかもしれません。体重で押さえ込みか?)椅子をガタガタ鳴らして抵抗するバルジャンを、押さえつけるのに成功。なかなかのバトルじゃった。
ぜえぜえ言い合うテナ妻とバルジャン。そして・・・・「悪いたくらみがあるとか~♪」で、バルジャンの怒りは頂点に! うわぁ怖いよー!
バーーッタン!
また椅子壊すのかしら? って思うほどの勢いで椅子をぶっ飛ばし、ばしーっと合計1500フランを置いて睨みをきかす。ひいー。
10回ちょっとリトコゼちゃんを回して、バルジャンは暗黒の街へと帰ったのでした。
■生活、仕事を神の道のとおりにしようと地位も名声も得たバルジャンが、次に得たものが愛する者。そして、バルジャンを愛してくれる子供。
小さなコゼットを抱き上げるバルジャンの背中を見ながら、でも、やがてその子は君の保護から飛び立っていくのだー、と先読みしすぎの涙な私。
この親子に幸あれ。ぐすん。
ココまで来ると、私の鑑賞ポイントはバルジャンの親心です。コゼットをいかに守るかを日々考えて生きていくわ、と決意だ。私の決意は関係ないと分かってるんですが、決意しちゃうんですよ。
なので、後でぶつかってくるマリウスなんか、邪魔!って顔しちゃうのよう。悪い虫?ってさ。
そのマリウスも、アンジョルラスに保護されてるよね、精神的にー。うふふ。邪眼?
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