2010/07/06

『クリエ ミュージカルコンサート』6/26-5 ひゃああ

幕間に、友人に「死にそう・・・」とメールしたら、そんなんじゃ2幕は持たないよ!と叱咤激励されてました。彼女のいうことは本当でした。



スーツ姿で熱唱の祐一郎を拝見。
感激しすぎて、両頬に両手を当てて(あ、ムンクの「叫び」と思ってくだされ)見ちゃってたもんね。←しかも無意識だったの、恐ろしい。乙女っていうよりあの子大丈夫かな?って感じだわ。
何てマヌケな格好を!と気づいて手を下ろしましたが、それくらい激しく感激したということをお伝えできればー。



Act2 司会は、武岡淳一さん。



びしっとタキシードを着て登場。自己紹介と、東宝から出演依頼があったときに「何の歌を歌うのか?」アルコ伯爵@『M!』!の「乱入です!」くらいしかないのになと思ってドキドキしてたら、司会だった・・・と。祐一郎さんとお手洗いの掛け合いしてくれてもいいけどね~



まず紹介したのが、一路真輝さん。「われらがディーバ!」と。 うーんディーバか・・・



『夢とうつつの狭間に』
気合が入りすぎて、やや激しすぎた熱唱ですが、その気合は受け取った!



だけど、さすがだなぁと思ったのは、登場して歌いだすまでの立ち姿ですね。とても美しい。おおー。宝塚トップの実力ってこういうことかと。
ドレスは暗めなボルドーに光の加減で黒っぽくも見えるもの。アダルトな印象。





歌い終わった一路さん、うひゃひゃとテンション高くて驚きました。緊張してらっしゃった? 客席よりも武岡さんの顔ばっかり見て、笑ってました(ご本人曰く、緊張すると笑ってしまうらしい)。


次は、山口祐一郎さんとの・・・云々と曲紹介。


下手から、キタ! ギャーーッ 


わ、スーツ!普通の!(スーツはやや暗めのグレイ、地にストライプの織り。中のシャツとチーフは紫色。ただし艶感はなし) 
でもメイクが、メイクが安全地帯みたいな感じだわ!どうしてこのメイク・・・ああ、歌が始まっちゃう!


『私が踊るとき』
勝ったのね!の一声を聴くだけで、身震い。何度も聴いているこの曲、でも聴くたびに新鮮な気持ちでどっぷり楽しめちゃうんですよねー。
浪花節まで入ってるようなメロディ、男女のデュエットで、同じ旋律、同じ歌詞を歌うのに、全く反対を見て「わたしが!」と主張し合う面白さ。


微動だにしない祐一郎のマイクを持つ右手に感心。こんなにドカーンと歌ってくれているのに、どうしてブレないのかしら? やっぱりカラクリ式祐一郎は人間とは違うのね・・・素晴らしいわ。
ちなみに、マイクのない左手はまっすぐ下に下ろしたところからスタート。前川清みたいな感じよ。徐々に乗ってきたら、左手もゆったり動いてました。


一路さんがステキドレスで、シシィの姿も髣髴とさせる外見なのに対し、祐一郎はこのまま銀座を歩ける格好だというのに、二人が並んでも全然おかしくないの。


歌い始めた途端に、それはトート閣下そのままでした。こ、この人に衣装ってそんなに関係なかったんだ・・・と新発見。まさに、文句なく帝王。
普通の格好だからこそ・・・か、舞台の上では誰にも代われない唯一の存在感を放っていたのでした。


チラッとシシィを見る目で、私はもう死亡どころか天国に飛んで行ったわ。なにそれ、反則。ああもう、好きになって良かった、飛行機代も元取れた、来れてよかったよう~


飛ぶがいい、カモメ・・・ 
俺だけが 自由を与えることが出来る
どんなに強く拒んでみせても いつか俺を求める 
手を取って俺と踊るんだ


お前には俺が必要なんだ・・・


私に歌ってるんじゃないけど、一語一語が胸に飛び込んで来たなぁ そうよ、あなたが必要! 拒むなんて無理!やーん。


あ、一幕よりも、デュエットのお相手がいるせいか楽しそうに見えましたね。一路さんの声も、緊張が治まったようで、のびやかに。このシシィも、やっぱり良かったなぁと思い返してました。
心持ち、一路さんに祐一郎が合わせている雰囲気があって、それもまた久しぶりに歌う一路さんへの思いやりですね。


歌い終わって、祐兄さんと一路さんは、右手同士をぐっと組み合わせて「やったな!」とエールを送りあってました。うう、優しいな祐一郎さん。
場内も大拍手です。


と、これで私はもう大満足でござる、と思っているところへ・・・『ミルク』の音楽。そして嫌味全開な「ざいこなぁし!」と叫ぶ今さんが登場。
これ以上見ると、呼吸が危ないんですけど・・・


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