2010/07/24

『キャンディード』 3 ヨーホー!

井上くんの、2幕のラスト付近の歌。ヨーホー♪
王であったが、今は王ではない、王たちの亡霊が歌うヨーホー♪ 男声合唱で、カッコ良かったでっす!なかでも、私が好きな阿部よしつぐさんが、美声を響かせてました。この方の声はすっと通って響きますねー。



ちょっと怖いような雰囲気もありました。これについていくとあっちに行っちゃうんだね。



歴史の流れが円環の舞台を横切るって感じでしょうか。キレイでした。



■クネゴンデとキャンディード。
キャンディードの愛が高らかに歌われるラストには、ちょっとうっとおしさも感じます・・・ロハス的な・・・? それはお幸せに。



あーあ、クネゴンデがあんなにしおれちゃうことないのに! 男目線だよねーと少々不満なラストへの流れでした。クネゴンデはその人生を恥じることなくいて欲しかったの。
キャンディードが主人公だから仕方ないんですが。



ざっくりまとめ。
お気づきのように、感想がさっぱりとしたものに・・・ 



昼間に『ミュージカルコンサート』で脳みそのキャパ超えしてたせいもありそう。ふんふんふーん、と気楽に観劇してました。
あの濃厚コンサートの後では、B席からの眺めなどでは、爽やかすぎた模様でっす。



キャンディードの流転を上からの目線で眺めていたという気がします。よく出来た本を見ているような。
あと、舞台全体がう程よくまとまっている印象です。突き抜けるものはなくて、ほどよく。



何となく、小さめの劇場のほうが迫力が出るのではないかしら。贅沢ですけれども。







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