2010/07/27

『レベッカ』5/23-20 それは私よ

2ヶ月前の記憶・・・えーっと、あともうひといき。



それは私よ。



前回のこの場面、あてつけ?みたいにイッヒがいきなり女主人な感じになってたの、何だか偉そうになっちゃって!っとあまりいい印象ではなかったのでした。



ところがところが、ちひろちゃんはとても成長してる!



D夫人に、言って聞かせるようになったのー。イヤな女みたいになってた「だから私よ ミセス・ド・ウィンターは私」の言い方、前は対抗してるようだったのに、子どもに言って聞かせるみたいに柔らかな物言いなのです。



対抗なんかする必要ない、自分はマキシムと共にこの屋敷の主であって、ミセス・ド・ウィンターという人間なんだって受け入れたら、D夫人なんか怖いとか、怖くないとか、そんなモノサシで見なくていいって気づいたんですヨー。だって主人と使用人だもの。命令すればいいんだもの。



アドレス帳も捨てていただくわ
このあたり、シルビアD夫人は、あれあれ?って感じでした。自分の圧力が全然通じてない?ってどうしてなの?って表情です。
涼風D夫人は、メラメラと燃えてた感じ。何言ってくれちゃってるの、小娘が!ギャー!って感じです・・・



趣味が悪いわ この置物も 見たくないわ趣味が違う・・・♪
これもー。一見、これまでの仕返しかってくらいのお言葉なんですが。


レベッカの影を生きているかのように崇めるD夫人に、「ミセス・ド・ウィンターは私」を分からせるためには、1番大事な天使を壊すという象徴的な行動が必要なんですね。
イヤな女どころか、オトナの女になってたー。


まるでちがーう!


よく考えれば、この後、インテリアを変えさせる場面になるので、これだって片付けさせれば済むのだけど、自ら割ることのインパクトは大きい。
今年のイッヒは、怒ってたり鼻息あらかったりしない、どんと構えちゃう大きさがありました。




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