2010/07/12

『クリエ ミュージカルコンサート』6/26-10 熱く見つめあい

ダンヴァースさんたちの迫力に圧倒されて、実は一息つきたかったところでした。なのに、レベッカー♪と熱くなった舞台には、そのまま切ない闇広の音楽が流れてきた。



ひいい、息つかせてー。



『闇が広がる』
そもそも妄想刺激されがちな作品ですが、ここはそんなエリザの中でも盛り上がる曲。



ルドルフを石川禅さん、禅さん・・・・! 皇太子役、本公演中でも若き日のフランツを、マジカルメイクと魅惑ボイスで無理なく演じられているので、出来るよねとは思っておりました。
どういう風にルドルフを歌ってくれるのか、楽しみだったのです。



情熱的なルドルフでしたー。一途で真面目で、熱い。



ちなみに、禅さんは艶黒ジャケットで登場。祐一郎は先ほどからの濃いめグレイのスーツ。二人とも衣装替えはなし。



長い沈黙の時は終わったのさ 君は思い出す・・・



友達を忘れはしない 僕は今 不安で壊れそうだ



側にいてやろうぅ~♪



あー、禅さん、爽やか王子じゃなく、ダウンしかけの切ない歌声でした!こっちか!
(若いトーンで歌ってらっしゃったけど、子どもを亡くしたルイ王の嘆き声に近いかな? )


コンサートでも、こうやって「皇太子」としてのキャラを失わないのって、素晴らしいですね。
自分の歌として歌うことも出来るんだと思いますが、相手がトートの祐一郎のままってことで、合わせたのでしょう。気配りよねー。そして上手い。うますぎるー。


禅さんったら、ルドでも行けます。わお。


そのトート祐一郎といえば、遠慮なくドカーンと声を放っています。公演であるようなルドルフとぐるぐる動く演出はないものの、


二人は熱く見つめ合ってましたー! 
やーん。いま禅ルドの目には祐一郎しか、祐一郎トートには禅ルドしか、入ってない~ やーん。


立ち上がれよ 王座に座るんだー!
王座!


はふー。のりのりですよ、祐一郎さま。余裕で飛ばしてくれちゃって、この小さな劇場が震えてますっ
私の心もブルブル震え、ひれ伏す勢いでした・・・・来れてよかった、生きててよかったよう。




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