次々に名曲、そして素晴らしい俳優さんたちが登場して、直前では祐一郎が「まぼろしか!」と盛大に叫んで・・・すっかり放心状態のところへ。
お楽しみいただいてますでしょうか? と、山路さんボーマルシェが。
ええ、それはもう!大満足でございますとも! な客席からの拍手。
『MA』のドイツ語版での修正部分についてお話です。
まず、さっきの「ILLUSION」がドイツ語版では冒頭に配置なおされたこと、それからラストに曲が追加され、マルグリットとフェルセンとコーラスによる、ミサ曲のような祈りの曲でMAを送る演出になった、云々。
そして、このために来日した
サブリナ・ヴェッカリン(sabrina weckerlin 公式)、
パトリック・シュタンケ(patrick stanke公式)
のお二人の歌う曲を紹介してくれました。うーん、山路さん、司会もテンポよくていいよねー。
『100万のキャンドル(ドイツ語)』
すすっと下手から入ってきたサブリナさん。あ、裸足・・・ と思っていたら、さっと床に寝転がって音楽が鳴り出すのを待ってます。
最初は寝た状態から歌い始めるんですね。また別の方の顔が(鈴木綜馬さん@オルレアン公)浮かぶ・・・。
わぁあ、歌い出しから、この声って! まっすぐ熱いものが籠められているのが伝わります。もしも、日本語訳が分からない状態でも、何かが揺さぶられるに違いない、そんな声です。
静かな歌いだし、徐々に上がっていく感情とともに歌声も大きく広がっていく曲なんですがー。
感動。この子スゴイ・・・。祐一郎のことで頭がいっぱいで、このゲストについては全く準備なく拝見したんですが、出会えてよかった!という瞬間でした。
※パトリックのHP、彼の歌声が聴けるんですけどー。オルレアン公の歌も聴けますぅ すごく観て見たいワ。
『流れ星のかなた(英語)』
アニエスはシルビアさん。シルビアさんの黒いドレス素敵だったなぁ シンプルで、腰のあたりにゆとりがあって、エレガントでもあり。ヒールの高い靴でした。
優しく少しお姉さん的で包みこむようなアニエスの歌声に、きらきらしたサブリナさんの声が重なって、麗しいお二人~ いいわ~
『心の声(英語)』
市民を導くきっかけになる歌、未来を見て、自分の手で変えようとする決意の歌。
とても歌が上手なのだけど、それ以上に感情の発露がストレートであっという間に彼女のつくる世界に引き込まれていきます。高音も低音も、無理なく響いていて、素晴らしいですねー。
指揮の西野さん、オケのみなさんも、サブリナさんのリズムと一緒に鳴っているよう。
この曲のラスト、力強い高音部が鳴りますが、オケの音の真ん中から、彼女の声が天に昇っていきました。すっごい拍手が起こりましたヨ。感激だわ。
『苦しみの彼方に(ドイツ語)』
噂の変更されたラスト演出で歌われる曲。静かな曲でした。最後はフライ?って言ってるのかな・・・・ フワ~くらいに聞こえたんですが。
・・・で、初めて聴く曲のことよりも、私はパトリックさんに釘付けでござった。
チラシの写真のイメージより、とても・・・とても大きい! 大きいっていうか、分厚い。ディカプリオみたいなお髭なんですけど、もう、その大きさ(厚さ)が気になって仕方なかったわー。だって、フェルセンですよね?
いろんなフェルセンがいるのねと思いながら、声にも集中。うん、爽やかな声です。
おお、これならまた『MA』再演してもいいかもねと思います。どん底なギロチンの風景に人間の残酷さが際立つラストの歌、という帝劇版は帰り道もどん底気分に落としてくれてましたが、こちらなら救われそう。
あっという間に1部終わり。山路さんから、「20分間の休憩」の案内ー。
ハーーッ よろよろ・・・全て持ってかれたわー。
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