大野ルドへの個人攻撃のようなことはしたくないのですが、良かったなどというほど心は広くありません・・・(お友達は、<そうでもなかったよ>と言ってたの。や、優しすぎるー!)
見てしまったものは仕方ない。
闇広がカッコよく盛り上がって終わったところで、拍手しました。この喝采は、すてきな祐一郎トートに送っているんだよと腹黒く念じてしまった。ああ、こんな気分にさせた制作サイドが憎いわ。
■独立戦争
もう、祐一郎さんだけを見ることにしよう。と気合をいれてこの場面に挑む。がっつり組んでくれた浦井くんに会いたいよう。
堂々と歩く閣下の前を、影うすく歩く皇太子ルドルフ。やはり自分でも不甲斐ない出来だと自覚しているのであろうか。閣下が皇太子になりすましたら、革命できそうなのに(それはもう違う話になるって)!
チラっと視線を交わすルキーニ兄ちゃんと祐一郎さんが好きだ。悪い大人みたい。
今にも消え去りそうな薄いルドルフに、けしかけるトート閣下。魔力ねー。熱心に誘いかける風を装って、目は冷たいような。この子を死なせると、シシィが悲しむとわかっているのに、それしか出来ない閣下である。
何だか、悲しそうにも見えたのが不思議でした。
■バーン!
見せ場です。短い上着の裾がバサバサと動き、男たちの情熱がダンスとなって!かっこいいー。
歌はダメでも、踊れたりするかとわずかな期待を持って視線をルドルフに送ってみたのですが、やはりふにゅらーとしてしまいました。筋肉をつけるべき。
というわけで、いつもは、ルドルフと閣下を見るのに忙しくて、エルマーにまで目が行かなかったが、怪我の功名? あれ、これは誤用か。
岸さんら、革命家さんたちの男くさいダンスは見せていただきました。かっこいいおじさまたちの舞踏を見ていると、カッコいいの見本が・・・
背が高いだけでは舞台栄えしないということが分かったわ。
立ち姿、視線、歩き方、すべてで観客の視線を奪うのが、役者のオーラなのね。
視線を祐一郎に戻すと、トートダンサーの皆さんと懸命に革命の嵐を起こしています。
お、今年も軽やかに(当社比)踊っています。年を経るごとに、動きがスマートになってすてきよ。美しい金髪も揺れる~
まぁ祐一郎さまのダンスは、ダンスっていうか、気合です。だけどリズムも外してないし、いわゆるセンスの問題。
トリプルキャストで、他の2名がダンサートート閣下なら観客としては良いかなと思います。
馬車を動かすパワーも、今年の閣下はさらっとこなす。うぬう!と気合いれなくても、簡単に移動させられるようですね。うふうふ。
ハンガリー国王!
有頂天気分だったルドルフたちを警官が取り囲む。仲間と信じた閣下も背を向けて立っているところに、非情さがにじみます。
あれだけ踊ってたのに、祐一郎はゼイゼイしてる様子は見せないよね、どうなってるんだ。
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