2012/06/10

『エリザベート』5/12-11 まだ、踊らない!

精神病院



もっとも関心を示したもの、というエピソード。



瀬奈シシィ、かなり果敢に偽エリザベート様に対峙しています。お転婆はまだ健在のようだ。さぁ、来なさい!に見えたのだった。



あなたの魂は自由だわ・・・♪



まだまだ闘いの最中である、という雰囲気でした。
一路さんなどは、母性的だったと記憶してて、それとは違いましたね。若さがある感じだし、偽エリザベート様と近い目線で闘い続けてるようでした。



偽エリザベート様役の河合篤子さんの声は、いつもいいテンションで素晴らしく。毎回公演、大変でしょうにダメな日にあたったことがないですね。きれいだしー。



気品という点では、偽のほうが自信に溢れている・・・



皇太后さまも元気



杜けあき皇太后さまも、やはり若さがあります。見かけはおばあちゃんですが、気持ちがまだやる気満々でした。





重臣たちとの企てをするこのシーン、意外と楽しくて好きですね。企ては全く下品でよろしくないんですが、ちょっと笑えるの。当事者にしたらヒドイ話なんだけど。


■マダムヴォルフノコレクショーン(ヌ)♪


伊東弘美マダームも、スタイルを維持しておられてご立派です! 偉いわ・・・あたし、あんな衣装着れません。


コレクショーンのおねえさんたちも、威勢よく踊り掛け声もパンチが効いてて良い!


鼻の下が伸びている重臣たち を眺めながら、夜の蝶を見る。ちょっとした息抜きタイムでした。脚がキレイー。


■微熱が・・・


瀬奈シシィの倒れこみ方、やはりガッツあるわ!という男気がありました。根性? 体操用の衣装が似合うのだった。


下がりなさい、の言い方が怖かったなぁ 他人を拒否してる雰囲気で。そんなんじゃ部下に慕われないよ、シシィ。


うーん、ドクトル祐一郎の美声が素晴らしく、めまいがするほど。
どうなさいました・・・の若干のおじいさん風の声から、脈は・・・で非常に色っぽい声になるのが、くすぐり上手!


フランス病とも・・・と説明するドクトルに、瀬奈シシィは は?馬鹿ね。という表情、あきれて笑っちゃうわ、といった風。


真面目な方、の言葉に、いろいろ諍いがあってもフランツを人としては信じていたのが分かりますね。
それが、他の女から梅毒をうつされたうえに、自分にまで感染とは衝撃も大きかろう。


命を絶ちます! に、前は大げさな人と思ったけれど、神経を張り詰めているからこそ、ここまで言ってしまったのだろうなぁと思うようになりました。実際に死ぬかどうかっていうのじゃなく、それほど辛いことだ、と。
後も、ルドルフを追って死ぬ、ということをしないのは、自ら死を選ぶことはない、という燃える心・・・瀬奈さんだと、闘魂って言いたくなるような気合が見て取れます。


■待っていたー! 
の祐一郎、どんだけ振り回すのかしら?と見つめておりましたところ、じゃじゃーんと言わんばかりにもったいぶりつつ、ハットを頭から取り、しゃーっと投げます。


ああ!すっごい勢いで奥まで飛んでいきました、笑えます。円盤投げみたいにびょーんと飛んで行きました!あはは!


ついで、ぶんぶん八の字にケープを振り回し(何かの殺法か、黄泉の国では知られた喜びの踊りなのかもしれません フフフ)、ばぁーっと放り投げる!


何で!


いやー、嬉しさのあまりとしか思えないこの行動、カワイイ黄泉の帝王ですネ。たがしかし、今回の祐一郎はクール閣下なのです。嬉しくてバウバウでは犬のようではないか・・・


これで、瀬奈シシィはハッと気づいたんだと思うんだよ。今、死んだらこのウハウハの人のところに行くのか?って(違う)


この俺っだー! じゃん!


と、壁にシシィを追い詰めたものの、帽子を投げたり。こんなにぐいぐい迫ってくる人とは一緒に居られないわってことで(違う)


追い詰めたときの閣下の後姿に、ぽわーんとなってるわけですが。髪がきらきらしてて、足も長くて、ああ、素敵すてき。


あなたとは、まだ踊らない!


ハウスにお帰り!ビシ!と言ってやりました。このところの閣下は、帰れと命令されてたあとは、しょんぼり&ちえーっとふてくされ気味に退場なさっていました。さて、今回は。


おや、案外すんなりと、あ、そう?って感じ。切り替えが早くなりましたね、閣下。クールに帰ることにしたようです。


退場時の後姿も、惜しみつつ眺めます。金髪がきれいだなぁ 



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