「進めクルー湾へ♪」から1幕終わりまで、キレイでしたね。厳かで、言葉がなくても心が伝わるようなシーン。
衣装のくすんだ色合いに、良く合うマント姿のグレイスたち。
お、ティアナンはすっかりオトナ顔で、腰抜けドーナルに目を光らせ牽制。グレイス一行の後ろについて見守ってます!
マント~ マントがいっぱい~
回り舞台の回転と一行の進み方が不思議な雰囲気を出していて、舞台の見せ方って面白い。覚悟を決めているようなグレイスが皆を率いていく場面なので、なかなかカッコ良かったです。
ドーナルのことなんか忘れてそう・・・ 今、グレイスの心にあるのは父のことだけでしょうか。もちろん、ティアナンのことも特に考えてるようには見えませんヨ。でも大丈夫、ティアナンはそんなことを気に掛けるような器の小さな男ではないのです。
さて、みかん箱をくっつけたみたいな堅そうな寝床にいる父・ドゥブダラ。もうちょっとお布団ぽいものは無かったのか? 船乗りは大変です。
きっと少なからず観客の心によぎったのではと思うんですが、私はこの場面、
『風の谷のナウシカ』での瀕死の父王とナウシカの姿が重なって仕方なかったです。こういうのはパターンなんですねー。絵になってしまう、父の死と、受け継ぐ娘。
さらに、今井キーヨが瀕死で娘が隣にいるとなると、『レ・ミゼラブル』のバルジャンの死の場面も蘇る~困った・・・
(かなり頭をぶんぶんして振り払おうとしましたが、結婚式に祈る・・・とか思い出しちゃって、レミでの感動も一緒に襲ってきてしまう始末)
余計なものが脳内で活動しつつも、いよいよグレイスが一族の長に! やっと!
0 件のコメント:
コメントを投稿