2010/01/10

『パイレート・クィーン』万歳陛下♪

女王の朝」と「万歳 陛下」、若くして即位したエリザベス女王の朝~お仕事の様子を流れてみせる場面。



分かってるけど、でたぁ~と嬉しい場面でもあり。



お目覚めのエリザベスを見て、ああシシィと思ってしまった人も多いのでは。歯はばっちり磨いてるんですね・・・
歌詞と着替えで、女王が豪華な衣装と、ジュエリーもたっぷり身に着けるわけが分かります。



ただの女の子なんかじゃない、「女王」であることを見た目でしっかり見せ付けるんだぁ~ということでした。



後ろをお向き! このセリフ、面白いです。
初めて聞いたとき、私も意味がよく分からなくて侍女たちのように「は?」って顔しちゃった。
裸同然のエリザベスを見てはいけないって、スゴイご命令ですっ さすが女王様は意識が超絶、君主に相応しいですねー。





お着替えしつつ、いきなりの高音を平気な顔で歌い続ける涼風さんにも、参りました・・・衣装が調うにつれ、輝きや威厳がぐーっと増してきて、今日のところは首は刎ねませんって言う頃には、専制君主の誕生。


ついさっきmで衝撃的な祐一郎に翻弄されてた私としては、ものすごく安心なシーンでした。そうそう、女王陛下って感じだもの! 知ってるミュージカルって感じ・・・ほっ


万歳 陛下
これまたパターン化してる臣下と君主の感じで良いなぁ・・・ほっ


で! 禅さん! 


暑苦しいほどのゴージャズ毛皮を身に着けて、モノトーン系でまとめた衣装にキリリとしたメイクがお似合いです。


憎まれ役ってほど憎憎しい役じゃないんですねー。女王との関係のみに苦心する男。本人大真面目なだけに滑稽さが出るねといあたりです。
歩いて来て、そしてまたふんぞり返って帰っていく姿だけでも楽しい禅さんでしたけど。


エリザベスはそんなビンガム卿の薄っぺらそうな内面も分かった上で、動かしてる様子で、賢人らしさが際立ちます。


禅さん、またもや涼風さんにフラれそうな感じね・・・何時になったら成就するのやら・・・って、つい心配をしてしまう。
次回『レベッカ』でも反目してるしなぁ 禅さんの成就するラブって見てみたいです。今まであったのかな?


ばんざい・へいか♪ すべて かんぺき♪ お帰りの頃にはすっかりお気に入りで、鼻歌してました。禅さん以外の大臣の方たちの衣装が、気合が入ってない風なのも面白いです。みんな同じで右へ倣えってことなんでしょう。


見慣れた風景に、「マンネリ!」と叫ぶのでなく「安心感~」ほっとした私でした。いやいや、祐一郎の出てた場面だっていかにもな展開なのに。彼だけスペクタクルだったものねー。


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