2010/01/16

『パイレート・クィーン』男は男♪

なんと美しい花嫁」 そ、そうなの?! 



えええー。グレイスは美人だってことか。知らなかったよぅ~ なんだか無理やり付けたみたい。
そうなんだ・・・、舞台上ではそういうことになってるんだな。私には特に「美しい」って届きませんでした。



「美しい」女性だっていうのって、唐突じゃないかしら・・・ 船に乗りたい!って言ってたときも、帆にしがみついたときも、パパが許してくれたときも、誰もグレイスが美しいって言わなかったよね? 



2回の観劇では気づかなかったですが、歌詞にあったのかしら?



顔立ちが美しい、というのじゃなく、花嫁として喜びに満ちていて美しいねっていうのは、世界中の花嫁が言ってもらえる言葉だと思います。
一瞬考えてみたものの、政略結婚なんだからそれは無い話。もし喜んでるなら、この物語が成立しないものねー。


でも、アイルランド式結婚式には興味あるわ。『屋根の上のバイオリン弾き』でも印象的なシーンになってますよね。


男は男
酒場のシーンもミュージカルには欠かせない(どうしてかな)。宮川さんのダメ男さがラブリー。曲も楽しくて、耳に残ります。あの、合いの手みたいに鳴っていたズジャーン♪って音は何ていう楽器だろう。面白い音です。


敵方の族長の娘なんかイヤだぜ!って言ってたのに、俺がハンドリングして族長になってやる!と息巻くあたりが、小さい男だなぁっていう・・・素敵。虚勢張ってんのね。ドーナルくん。


衣装がティアナン祐一郎よりもずっと凝ってて立派ですが、こんなにいい服着ても、この程度とは哀しいわね、お父様・・・
父子でダメならひどかったところだけど、オフラハティの族長は息子の器をよく分かってました。バカ息子がうまく行ったら族長になるかも、とは思ったかもしれないけれど。


結婚指輪
3年はお試し期間、のアイリッシュ結婚の誓い。合理的で驚いた。
布をくるくる巻くのは、儀式らしくて良かったです。


グレイスの花嫁衣裳も楚々とした感じで(華美じゃなくて)キレイでした。衣装来たグレイスはキレイだったよ・・・さっきの歌にはまだ納得してないけどさ。


ああもう、ドゥブダラ・キーヨとダンスしてるグレイスっていいですね。絵になるわー。さらに言えば、ダンスしてるキーヨがいい! あ、目が泳いじゃってるー。だけどね、うまく踊らなくたって全然良いんだもん。心で踊れば~いいの~!


ここから始まる宴会ダンス場面は、2階席から観たかった。タテ、ヨコと動くとパートナーが代わったりして面白そう。


そして、グレイス幸せそうです。さすが、女海賊になるだけはあります。すっかり腹を決めて楽しんじゃおうということですか。


少しでもいいから、ティアナンのことを思ってくれるかなと期待していたのですが、グレイスちゃんは結婚してアイルランドを英国から守る!と気持ちが固まっているようです・・・ おお、可哀想なティアナン。


で、で・・・・? ティアナンどこにいるわけ?


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