2008/08/01

ポニョとダーク・ナイト

昼に『崖の上のポニョ』、夜は『ダーク・ナイト』(試写)の二本立てでした。



ちょっと耳痛い。



ですが、両方とも良かった~



ますはポニョ、もう全編どこをとってもお母さん! 5歳のポニョ、20代のリサ、デイサービスにいるおばあちゃんたち。どの年代も「お母さん」! 女の子のなかにも、おばあちゃんにも、お母さんの部分があって、それが全開でした。
で、男の子(のちはオトナの男)たちは、一生懸命に魔法をつかったり船を動かしたりして、女のひとのそばにいるんだなぁっていう。



宮崎さんの理想なんでしょうね。これだけおおっぴらにお母さん賛歌となると、甘ったるいことはなくて、むしろ天晴れです。お母さん万歳!



それから、『ダークナイト』 はですねー、ジョーカー役のヒース・レジャーの遺作でもあります。同じ監督の『バットマン・ビギンズ』も暗くて好きだったんですが、スケールが大きくなって、ますます良いです。



ジョーカー、コワかった。いかにも狂ってる風の演技の一歩手前な感じで。それがますます恐怖を増す感じ。怖がらせようとしてないように見えて、支配していく様子がコワかった。



バットマンが暴力とともに、悪と対峙している限り、それら悪の一部でもあるというジレンマがいつも切ないですねー。



サントラもクール、映像もかなりクールだと思います。シャープで強弱のある動きがキレてて良かったですよ! マントフェチとしては、今回はあまりそそられなかったことだけが残念。たぶん、マントをカッコよく映すためにはゆったりした動きが必要ですよね~ 今回はそれだけシャープだったんでしょう。



それにしても、バットマンというかブルース様は意外と短気かもね? 





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