2011/10/25

『三銃士』-18 贅沢すぎる今ルイ、歌ここだけ

孤独な星♪ アンヌ王妃とルイ13世。



落ち着いた(若い二人との設定だけど・・・この落ち着き、しっとり)歌声の二人に、ようやく心も鎮まってまいりました。はー。



今さんの美声もここだけ! 耳ダンボって久々に思ったよ。歌ってくれないのかと思ったけど、良かった。
それにしても、ここだけのために今さんキャスティングするなんて、なんという贅沢でしょ。『MA』での美しい歌声がいまだに忘れられません(CD収録してほしかったー、もーっ) 白タイツも似合う美脚の持ち主でもありますよね。



わずかな場面での出演なのに、素晴らしい存在感だったな。本当は何が起こっているか分かっているはずだけど、決断するための自信が、あと少しなかったのかしら、などと思わせる。
シルビア王妃も、若い頃の恋愛をいい思い出に残し、王妃として責任を果したいというのが良く伝わってきます。
ろうそくの例え話の会話、なかなかじーんとしました。陛下の光になりたい。



あなたはもう9歳の男の子ではない、助言が必要なのはリシュリューのほう。



優しく叱咤激励とはこのこと。操縦法が巧い・・・アンヌ王妃、賢い方。『Nine』でも9歳男子がキーワードだけど、欧米では9歳っていうのがポイントになるのでしょうか。子ども時代の最後? 10歳からは、思春期orオトナへのの入り口って感じなのかなぁ



人生は吹き荒れる嵐、人はそんなに強くないわ
私たちはまるで・・・遠い二つの星(王妃)



信じ切れなくて、心晴れなくて、言葉にならない(ルイ)



切ないお二人のデュエットでした。うっとりうっとり。二つの星だったり、二つのボートだったり、立場のある方の愛はいつも見失いがちねぇ



■ダルタニャンは絶対にやり遂げます、全てを愛しているんですっ



ま・・・きらきらコンスタンス、愛を信じる侍女を優しく見ているアンヌ。ここでもオトナな女性だなぁ そして、セツナイ。



■若くて純粋、それで何なの! (ミレディ)



3人の女性、おのおのって感じの扱いでしたけど、全体的にミレディちゃんが頑張りすぎて気の毒な人になりかけているのでした。若いってことに毒づくなんて、良くないわー。



この場面って、ミレディは王宮に自由に入ってるってことなんだよね。出入り自由なのか。突然毒づきに登場したので、びっくりでした。それとも、王宮にいない設定だったのかなぁ
うーん。



王妃とコンスタンスは、立場や愛に守られているところはあるけど、ミレディ、裸ひとつで孤軍奮闘なんだもの。枢機卿は男尊女卑って感じだしさ。わーん。



で、この後いきなり場面は<ラ・ロシェルの陣営>へ。あまりのことにアゴが外れそうなロッケンロール祐一郎。シルエットが目に焼きついてる・・・





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