2009/11/11

『レ・ミゼラブル』10/13昼-2 夢だわ・・・もう今は

■シルビア:ファンテ
彼と出会った頃は、きっと自分のことも愛せて輝いてたんだろうなぁ 素敵な子だったに違いないと思わせるファンテ。



過去を遠く思いつつも、今はコゼットを一心に気にかけ愛して、必死にがんばっている姿に胸は張り裂けそう。前に見たときよりも、深い母親の心を強く感じられました。



キーヨが抱き上げるとき、けっこう勢いよく運んでどきどきしたわ。さすが力自慢です。
暖めよう・・・♪」にいちいち嫉妬していたのは昔の私よ!(成長したのだ) 今は、もう、ぜひぜひファンテの手を包んであげて!と願っております。願いつつ、いいなぁと思えるようになりました。あはは。



■聖子エポニーヌ
やー、もう聖子ちゃんは完璧では? 



乙女心を男っぽくした姿や振る舞いに隠している健気さ。しかも健気だと思われないように振舞ってるあたりが、いじらしいし、哀しいし。



かつては、ちやほやされてた自分のこともよく覚えている、というのが意外とツライところですよね。自分はコゼットを覚えているが、相手はそうじゃない。しかも今の自分は昔とは違ってしまった。その差に絶望しかけてるのかもと思いました。



すさんでみせるだけなら出来そうなものだけど、深く諦めを背負ってしまっていると感じさせるのは凄いです。恐ろしい子!マヤ!あ、ちがった。



で、そういう絶望のなかでマリウスの世界、マリウスが持っているものへの憧れが切ないんですよー!
しかもエポニーヌはやさしい子ですよね。あれだけの人生を送ったというのに、穢れなき心を奥底にちゃんと持っているっていうのが、エポの魅力なんだな。



■サヤカコゼット



可愛いです。本気で人形みたい。演技も誠実な感じです。



バルジャンとの「もう大人よ♪」パリの屋敷でのやり取りの場面、一生懸命な素直な子だと思いました。何せ、キーヨバルジャンが、この子はそういう娘だからっていう態度でいるので、間違いない感じに思えるのです。



こんなに可愛い娘なら、そりゃバルジャンパパは手紙だって読んじゃうよ~。と納得するほどに可愛いコゼットでしたもの。



ただ、この日のメンバーはほんと体育会系。
がっつり歌ってくれる方ばかりだったこともあって、彼女のか細い歌声が浮いてしまってました。音ははずさないけど、それだけというか。



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