2009/02/13

『マンマ・ミーア!』Thank you for the music♪

Manma Mia! 2008年 アメリカ/イギリス



☆☆☆☆



とにかく、メリル・ストリープが歌って踊ってるだけで☆5つなんですが、映画の見せ方がどうでしょう?だったので、4つ☆。



今まで歌う機会がなかったのはもったいない、メリル・ストリープの歌。しかも、歌声が若いっす。見た目と声が合わなくて、吹替えか?と疑う私・・・ご本人だそうですね。すごい。
ただ上手いっていう次のステップで歌って、踊ってくれました。そう、CMでも流れてますが、あの体型でどうしてあんなに開脚できるのー? びっくりだわ。
女子たちが踊りまくるDancing Queenに限らず、ズンドコドスコイ体型なメリルが踊るたびに、大地が割れる・・・家が壊れる・・・と笑えます。かーちゃん、頑張ってるよ!



昔キレイだったの、今は生活に追われることもあるの、そういう生活感が出ていながらも、女優らしい魅力があって、メリル・ストリープは好きでも嫌いでもなかったんですが、この役を思いっきり演じたことでー、好きに。



ロージー&ターニャ。このお二人は舞台版に近いキャラ設定かな。離婚しまくりの整形美女のイケイケなおばさまのターニャ、映画でもカッコ良かった!



私の007 ピアース・ブロスナン
オーマイガー!
おおう。もうボンドじゃないのね・・・と一瞬しんみり。シャツは脱いで欲しくなかったよーっ!脱がせるなぁぁ(お腹見たくなかった)
あとですねー、髪型が決まりすぎててかつらか?ということばかり気になったのでした。生え際とかばっちり生えまくってて、肉体のおっさん化に比べてちゃんとしてる髪が・・すみません、でも好きですよ!



かなり素人さん的な歌声は、ロック調の歌い方で誤魔化して頑張ってました。歌い始めると、目がうつろになる(歌に気を取られてるのでしょう)のも、注目ポイントかも。



コリン・ファースは、とてもチャーミングでした。歌はちょっぴり。



アマンダ・セイフライド
むううう、カワイイ! どうしてこんなに目が大きいの? 歌声も透明感があって、明るくて良いです♪ 
自分の父親を探すっていう、うっかり暗くなりがちな役ですが、元気ハツラツ、困った子ちゃんの一歩手前の可愛さで最後まで応援したくなるソフィー役を好演。



スカイ役のドミニク・クーパーは太陽の似合う好青年。歌も良かったですね。



それでも、オーヴァチュア?オープニングで泣きのスイッチが。
満席の映画館でも、ぼええーっと泣く。幸せでも泣くってありますよね、この作品はそういう涙なのかなと思います。色々あったけど、今とても幸せだなって思っている母娘がいれば、泣いちゃうわけです。



舞台版は、トロントで観ました(2004年の記事)。
その時の感動よもう一度、ということで見に行ったのですが、どうしても舞台から受ける感動は映画になると薄れてしまうもの。こればっかりは、しょうがないですけどねー。



それでも、映画ならではの細かな表情の描写とか、感情表現があるかなと思って行ったけど、案外舞台版のほうがダイレクトに来たような。あれれ、かなりザックリ。
ロケしてるのに、舞台の幅しか使ってないよー! もったいない~、俳優の背中はいらないらしい。たいてい真正面から、撮ってます。映画で奥行き感がなく、舞台見てるような不思議な感触。



激しいわりによく分らないカット割り(というのかな? 頻繁にカメラが切り替わるの)で、ちょっと目が疲れました。
楽しそうな大勢でのダンスシーンも、もっと上手く撮れたんじゃないかしらと思ってしまうのが残念。



まぁでも、アバの曲のパワーと脚本のパワーで、ま、いいか?って感じになるんですよ。恐るべし、アバ☆パワー!



舞台だとアンコールで歌うとこ、映画でもちゃんとありまして、当然、おじさんたちもご登場で、もう、涙あふれまくりです~(ピアース・ブロスナンのお腹にね)
映画のサントラ買うか、DVDにするかちょっと迷い中。CDは舞台キャストにして、DVDにしたほうがお得かな?





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